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「MZ-80C」が4分の1スケールのRaspberry Piマシンとして復活。当時26万8000円だったマシンが1万9800円で手に入る
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印刷2017/05/11 14:30

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「MZ-80C」が4分の1スケールのRaspberry Piマシンとして復活。当時26万8000円だったマシンが1万9800円で手に入る

 ハル研究所は本日(2017年5月11日),Raspberry Pi A+搭載マシン「PasocomMini(パソコンミニ) MZ-80C」を2017年10月に発売すると発表した。BEEP秋葉原店の専売で,予約受付は6月1日に開始予定となっており,価格は1万9800円(税別)。なお,生産は数量限定になるとのことだ。

発売当時は26万8000円だった「MZ-80C」が,1万9800円で手に入る
画像集 No.003のサムネイル画像 / 「MZ-80C」が4分の1スケールのRaspberry Piマシンとして復活。当時26万8000円だったマシンが1万9800円で手に入る

 PasocomMini MZ-80Cの筐体は,1979年にシャープから発売されたPC「MZ-80C」を4分の1スケールで再現したものとなっている。MZ-80シリーズは,基本プログラムを内部に持たない「クリーンコンピュータ」という名称の仕様を採用,当時としては自由度の高い開発環境となっていたため,多くのソフトメーカーによってソフトがリリースされたプラットフォームだ。

 PasocomMini MZ-80CはmicroUSBからの給電で動作し,画面出力にはHDMI,キーボードなどの接続にはUSBを用いる。本体のディスプレイやカセットテープレコーダーは動作しないが,画面シートの交換やデッキの開閉が可能なので,雰囲気は味わえるだろう。またハードウェアとしては,スマイルブームの「プチコン3号 SmileBASIC」や「プチコンBIG」などに用いられている最新のBASIC開発環境「SmileBASIC」に加え,MZ-80シリーズのハードウェアエミュレーション機能と,かつて人気だったMZ-80用のゲームソフト3本も実装予定とのことである。

 なお,ハル研究所によれば本商品は「PasocomMini」シリーズの第1弾とのこと。今後のシリーズ展開にも期待したい。

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「なつかしのパソコンが手のひらサイズで復活!」
〜小さくて新しい MZ-80C 完成しました〜

 1979年にシャープ株式会社より発売されたパーソナルコンピュータMZ-80C。株式会社ハル研究所は、この名機をミニチュアサイズで再現し、パソコンミニシリーズ第1弾として、2017年10月中旬の発売を予定しています。

 筐体は手のひらに乗る1/4サイズとしながらも、実機に備わっていた開閉機構を再現。モニタフードを外して画面シートを交換することで、様々なシーンを演出できるうえ、カセットデッキの開閉により、付属のカセットテープを入れ換えできるギミックも装備。

 なお、こだわりは外観だけでなく、最新のBASICプログラミング環境として、株式会社スマイルブームの「SmileBASIC」を搭載。USB-HIDクラスの機器を扱うことができるうえ、GPIOポートへのアクセスも手軽に行えます。

 また、MZ-80シリーズのハードウェアエミュレーション機能を組み込んでいるため、当時のパソコン雑誌に掲載されていた、数々のマシン語プログラムが実行可能です。さらに、SmileBASIC上からエミュレータをコントロールできることから、CPUの実行停止やトレース実行、ブレークポイント設定やメモリへの読み書きなどの様々な操作を可能としています。

 そして、このパソコンミニ版MZ-80Cには、開封後すぐに遊べるよう、当時人気の高かった3本のゲームソフトの実装を予定しています。同梱するゲームタイトルは、今後発表していきます。

■販売に関する情報
予定価格:19,800円(税抜)
発売日:2017年10月中旬予定
販売元:BEEP秋葉原
 店頭・ECショップにて数量限定・独占販売
予約開始日:2017年6月1日

■PasocomMini MZ-80C 本体仕様
モニタ出力:HDMI接続
電源:マイクロUSB端子
入力:USB接続
サイズ:幅102.5× 奥行71.25× 高さ32.5(mm)
ハード:SBCとしてラズベリーパイA+を搭載
ソフト:付属のMicroSDにて供給


「PasocomMini」公式サイト

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