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IntelのGPU部門副社長がAMDのRadeon Technologies Groupへ移籍
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印刷2018/07/10 13:41

業界動向

IntelのGPU部門副社長がAMDのRadeon Technologies Groupへ移籍

Martin Ashton氏(※写真は氏のLinkedInアカウントページより)
画像集 No.002のサムネイル画像 / IntelのGPU部門副社長がAMDのRadeon Technologies Groupへ移籍
 Imagination Technologies(旧VideoLogic)において20年以上のキャリアを持ち,2016年にIntelへ移籍していたGPUエンジニアのMartin Ashton(マーティン・アシュトン)氏が,北米時間2018年7月9日付けでAMDへ移籍した。

 これは氏のLinkedInアカウントページで明らかになったものだが,Intel時代の肩書きはVice President, Core and Visual Computing Group兼Chief Engineer, VTT兼Director of Hardware and Co-Director of Architecture, VPGとされているので,IntelでもGPUや並列コンピューティング,GPU仮想化などの分野で働いていたと思われる。
 本件についてAMDに問い合わせたところ,以下のとおりコメントが得られたので紹介しておきたい。

Martin Ashton joins RTG Engineering today as Corporate Vice President of Graphics Architecture and IP Development. Martin will report to David Wang (Senior Vice President of Engineering, Radeon Technologies Group) and lead the teams for graphics architecture modeling and development, and graphics IP implementation.

Martin AshtonはRadeon Technologies Group(以下,RTG)のエンジニアリング(部門)にグラフィックスアーキテクチャとIP開発のコーポレート副社長として本日加わりました。Martinはエンジニアリング担当上級副社長であるDavid Wang(デヴィッド・ワン)直属となり,グラフィックスアーキテクチャのモデリングと開発、グラフィックスIPの実装を担当します。
(※日本語訳と丸括弧内の注釈は筆者による)

 AMDのGPUエンジニアリング担当といえば,RTGのリーダーだったRaja Koduri(ラジャ・コドゥリ)氏が2017年11月にIntelへ移籍しているが(関連記事),あれから半年強で,モバイル端末向けGPU開発の有能なエンジニアとして知られるAshton氏が逆にIntelからAMD入りというのは大変興味深い。
 氏の経験と技術が将来のRadeonやAPUでいかに花開くのか,楽しみに待ちたいところだ。

AMD公式Webサイト

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