ニュース
Corsair,北米のゲーマー向けBTO PCメーカー「Origin PC」の買収を発表
日本ではほとんど無名のOrigin PCだが,北米市場ではゲーマー向けのデスクトップPCやノートPCをBTO形式で販売しており,それなりに存在感のあるPCメーカーのようである。筆者も,北米で行われた見本市やイベントで何度か製品を目にしており,企業名くらいは覚えていた。
一方のCorsairは,独自のデスクトップPCである「CORSAIR ONE」シリーズを展開しているものの,これらはBTOに対応しない固定構成の製品である。CorsairのCEOであるAndy Paul(アンディ・ポール)氏はプレスリリースの中で,BTO方式でゲームPCを購入したいという顧客の要望に応えたいという考えが,Origin PC買収につながったと述べている。
買収後も,Origin PCはCorsair内の1ブランドとしてビジネスを継続するとのこと。ただ,Origin PCの製品でCorsair製の液冷クーラーを使ったり,Corsairの統合設定ソフトウェア「iCUE」でPC側の設定を可能にするといった統合を進めていくとのことだ。
また,現行のCORSAIR ONEシリーズや,CORSAIR ONE PROシリーズといったCorsairのPC製品も継続して展開していくそうである。
Corsairの当該プレスリリース(英語)
- この記事のURL: