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【PR】他社のPCでも修理&アップグレードできる!? ドスパラの「修理・アップグレードサービス」を賢く使ってPCのトラブルを解決しよう
「PCの修理」と言えば,PCのメーカーや販売店に依頼するものというのが常識だ。A社のPCが故障したときにB社の修理受付窓口に持っていっても,「うちの製品ではないので対応できません」と言われるのがオチだろう。
そんな常識を覆す独自の修理サービスを,PCショップ「ドスパラ」でお馴染みのサードウェーブが展開しているのをご存じだろうか。ドスパラの修理・アップグレードサービスは,サードウェーブ製のPCはもちろんこと,他社製PCや自作PCなど,メーカーをほぼ問わずにすべてのPCの修理を請け負っているのだ。
そのうえドスパラの修理・アップグレードサービスは,故障修理だけでなく,たとえば「CPUやグラフィックスカードをアップグレードしたい」とか,「冷却能力を強化したい」といったPCにまつわる要望にも有償で対応してくれる。パーツの交換が容易なデスクトップPCだけでなく,ノートPCでも,できる範囲でそうした要望に応えるそうだ。
そこで本稿で,ドスパラの修理・アップグレードサービスではどんなことができるのか。そして,実際の修理はどのように行っているのか,修理を申し込むときに注意すべきポイントなどを紹介したい。
ドスパラの修理・アップグレードサービスWebページ
ドスパラの修理・アップグレードサービスでは,何が修理できるのか
まずは,ドスパラの修理・アップグレードサービスにはどんな特徴があり,どんなものなら修理を受け付けてくれるのかを見てみよう。
ドスパラの修理・アップグレードサービスは,ドスパラの公式Webサイトか,全国32店舗(※2022年7月23日現在)のドスパラ店舗で受け付けているサービスだ。店舗の修理窓口(関連リンク)に修理したいPCを持ち込むか,修理サービスページで宅配便による引き取りを申し込む仕組みになっている。
WEB通常引き取りプランは,ユーザー自身でPCの梱包を行うプランで,往復の送料は税込3300円(以下 金額はすべて税込価格表記)である。当然ながら,PCを梱包するための箱は,ユーザーが自分で用意する必要があるわけだ。
一方,PCを梱包するのに適切な箱がないという場合や,重くて梱包するのが大変だという場合は,WEB梱包お任せプランを選べばいい。こちらの往復送料・梱包料は5500円で,梱包箱の用意と梱包を宅配業者が担ってくれる。
Webページから申し込んだ場合,宅配業者が指定日にユーザー宅(あるいは指定場所)に訪問して,PCを引き取る(WEB梱包お任せプランなら,梱包も行う)。その後,サードウェーブの修理センターにて診断を行って,問題が確認されれば修理のプランと見積もりをユーザーに電話で連絡する(※問題が見つからない,あるいは修理が難しい場合も同様)。見積もりをもとに,ユーザーが修理するか,それともしないかを決断すれば,必要な修理を行ったうえで,ユーザー側に返送するという流れだ。見積もりを受けて修理をキャンセルした場合,診断料は無料となる。
見積もりに対してユーザーが「修理する,しない」を決定するのが基本であるため,サードウェーブ側が勝手に修理して「金額は○○円です」と請求してくることはない。ただ,申し込み時に金額をあらかじめ指定しておき,その金額で修理が可能であれば,連絡なしで修理を行う方法もあるので手間を省くことも可能だ。
気になるのは,どんなものなら修理できるかだが,当然ながらケースバイケースではあるので,「この故障なら確実に修理できます」とは言えない。対応可能なPCのメーカーについては,DellやLenovo,ASUSTeK ComputerといったゲームPCでお馴染みの企業や,ビジネス向けPCやコンシューマ向けPCでは定番のNECや富士通,東芝などが挙げられている(※AppleのMacは対象外)。自作PCも修理・アップグレードサービスの対象だ。
もちろん,これら以外のメーカー製PCでも修理できる場合があるので,まずは相談してみよう。
たとえば「PCが意図しない再起動を起こす」というありがちな事例ひとつとっても,トラブルの原因はメモリモジュールにあったり,SSDにあったりと千差万別だ。中には,「マザーボードが故障していたので交換になるが,規格が変わるのでCPUとメモリモジュールも交換することに」といった規模の大きな修理対応の事例もある。
PCメーカーでの修理対応だと,規格が変わるマザーボードやCPUへの交換は難しいというか,ほとんど不可能だ。そうした「PCメーカーでも対応できない修理」であっても,条件次第で対応してくれるのがドスパラの修理・アップグレードサービスにおける大きな魅力と言えよう。
PCのアップグレードも依頼できる
「LEDを使った映えるPCにしてくれ」なんて依頼もOK
サービスの名称に「アップグレード」とあるとおり,ドスパラの修理・アップグレードサービスでは,故障修理だけでなく,PCのアップグレードも依頼できる。修理同様,なんでもアップグレードできる,というわけではないが,CPUやグラフィックスカードの交換,メインメモリやストレージの増設といった要望にも応えてくれる場合が多い。
事例のなかには,「ノートPCのメインメモリを増やしたい」という,ノートPCの内部にパーツを増設するような案件もある。ノートPCのアップグレードは,素人が自分でやるのは難しい面があるものだが,そうした事例にも対応してくれるのはありがたい。
もっとも,マザーボード上に直付けされたメモリの交換は,対応できないそうだ。
なかには,「もっと派手に光るようにしてほしい」という依頼に,カラーLEDイルミネーションの付いたファンに交換したうえで,冷却液の流れるパイプにLEDを組み込んだ簡易液冷クーラーを組み込むといった事例もあるそうだ。いわゆる「MOD PC」のように,本格的なデコレーションで派手に装飾するような案件は,輸送中に壊れてしまう可能性があるので請け負えないそうだが,LEDストリップを使ってPCの中をデコレーションするくらいなら,依頼できるかもしれない。
気になる料金や修理にかかる時間は?
ドスパラの修理・アップグレードサービスがさまざまな依頼に対応してくれることは理解してもらえたかと思うが,やはり気になるのは料金だろう。
修理に要する具体的な金額は,先述したように診断後の見積もりで確認する必要があるものの,おおまかな事例と金額は,修理・アップグレードサービスのWebページに掲載してある。送料や診断料を除くと,基本は作業料(工賃)と部品代がかかると考えればいい。
たとえば「電源は入るが画面が映らない」という依頼の場合,メモリモジュールの交換なら作業料は4000円(+部品代),CPUの交換なら5000円,ノートPCのマザーボードを修理になると3万円といった例が挙げられている。作業料は固定価格ではなく,修理や作業の内容によって変動するので目安ではあるが,交換するパーツが多かったり,ノートPCの内部にアクセスしなければいけなかったりする場合は,作業料も相応に高くなるわけだ。
また,PCの内部を清掃する「パソコンクリーニングサービス」というプランもある。4種類のコースがあり,内部のホコリを除去したり,表面をきれいにする「基本清掃コース」であれば4000円,内部のPCパーツを外して,金属の接点を清掃する「まんぞくコース」なら6500円,さらに,メモリモジュールを洗浄したり,CPUとクーラーの間に塗るグリスの塗布までも行ってくれる「for ゲーム」なら9500円という具合だ。
パソコンクリーニングサービスを,ほかの修理と組み合わせることも可能である。「掃除をしたついで,調子の悪い部分を見てもらい,支障があれば交換する」といった依頼ができるわけだ。
まとめると,修理・アップグレードサービスの料金は,基本的に以下の合計になる。特急プランは利用した場合のみ料金がかかることは覚えておこう。
- 送料:WEB通常引き取りプランは3300円,WEB梱包お任せプランは5500円
- 詳細診断:5980円(※修理キャンセル時は無料)
- 作業料:案件による
- パーツ代:交換部品による
- 特急プラン:利用する場合は8800円
料金に加えてもうひとつ,利用者にとって気になるところが,修理やアップグレードにどれくらいの時間がかかるかだろう。作業の難度やサービスの混雑具合にもよるが,サードウェーブでは通常7日間程度で返送できるとしている。
ただ診断は,依頼品の到着後,1日程度で済むことが多いそうで,利用者との見積もり相談が迅速に済めば,すぐに修理・アップグレード作業にかかれるため,結果として発送までの時間を短縮できるとのことだ。
サードウェーブの修理拠点で修理の様子を見学
修理サービス部門は,綾瀬本社工場の一角にある。取材を行った7月初めは,比較的混雑していないようだったが,例年7〜8月は,気温の上昇にともなってトラブルを起こすPCが増えるため,修理依頼も1.5倍以上に増える傾向にあるそうだ。
修理サービスのフロアは,主に診断や修理を行うエリアと,修理の完了したPCの動作検証を行うエリアに分かれている。以下の写真に写っているPCは,ほとんどがデスクトップPCであるが,ノートPCの場合,ここで修理を行うこともあれば,より専門的な技術を持つ部署に送って作業を行う場合もあるそうだ。
取材の中で,ドスパラの修理・アップグレードサービスについていくつかの質問を投げてみた。
たとえば,「最近,難しかった依頼は何か」という話をしていたところ,「ネットオークションで中古のPCを購入したが,動作しないのでなんとかしてほしい」という依頼を,最近はときどき見かけると,草野氏は述べていた。依頼人が自分で使っていたPCではないので,どこに問題があるのか分からない。そこで,問題を特定するためにすべてを見ていく必要があり,通常よりも時間を要するわけだ。
また,修理が難しいとは少し違うが,Windows 7世代のPCのように,規格が変わっていて古い部品が手に入らないものの場合,新しいPCへの買い換えを勧めるか,それとも費用がかかっても修理するのかも難しい問題のひとつである。その場合は,依頼人側が「そのPCを今後,どう使いたいのか」によって答えも変わるので,依頼人とのコミュニケーションで着地点を探る必要があるそうだ。
ちなみに,筆者は,今使っている某社製ゲーマー向けノートPCの純正ACアダプタが手に入らなくて困っている。そこで,「ACアダプタだけ手に入らないか」という依頼に対応できるのかとたずねたところ,木村氏によれば,サードウェーブが利用している修理専門の物流網に確認して,該当する物があれば対応可能であるということだった。
ノートPCの場合,純正のオプションや交換部品が手に入らなくて困ることはたまにあるので,そういう問題に出くわしたときは,ドスパラの修理・アップグレードサービスに相談してみるといいかもしれない。
逆に,「こういう事例は,『さすがに修理できかねます』ということはありますか」と聞いたところ,木村氏は,「液損は難しい」とのことだった。液損とは,液体がかかって損傷したという意味で,マザーボードに液体がかかって壊れたという場合は,修理ではなくマザーボード丸ごと,場合によってはCPUやメモリモジュールも込みでの交換になってしまうそうだ。
また,「害虫関係はちょっと……」(木村氏)ということだった。修理サービス部門でそういうPCを開けてしまうと,中から逃げ出した害虫がほかのお客様から預かった作業中のPCに入ってしまいかねないので,お断りしているとのこと。もっともな話であろう。
ドスパラの修理・アップグレードサービスの賢く使って快適なPCライフを
取材の中で,草野氏は,「お客様と一緒に修理を進めていく」と述べていた。検証と見積もりで,ユーザーとのコミュニケーションを取りながら進めていくこともあるドスパラの修理・アップグレードサービスは,単に機材を送って修理完了を待つだけの一般的なサポートサービスとは,ひと味違うことを端的に表している言葉ではないだろうか。
何にせよ,PCが故障したり,故障まではいかないが不調を来して頭を悩ませているなら,ドスパラの修理・アップグレードサービスを検討してみるといい。「PCのことなら,あらかた理解しているよ」という人でも,修理のプロに見てもらうと,意外な盲点――たとえば吸排気のバランスが悪くて,トラブルまではいかないものの,放熱効率が低下している――といった問題点を洗い出せることもある。
自力でやるのは難しいメーカー製PCのアップグレードなども,ドスパラの手にかかれば解決できる可能性が高い。
サードウェーブ製,ほかのメーカー製,あるいは自作を問わず,PCの修理やアップグレードで困ったときは,ドスパラの修理・アップグレードサービスを検討してみるといいだろう。
ドスパラの修理・アップグレードサービスWebページ
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