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次元の壁が1つ取り払われたかのよう――「ARP KICK A‘LIVE」とコンベンションをレポート。音楽番組での特集やアニメ化も発表

 2018年8月18日と19日の2日間,ベルサール高田馬場にて「ARP KICK A‘LIVE」が開催された。ここでは18日の第2公演と,同日に行われたコンベンションの模様をお届けする。

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 このライブに出演する“AR performers”とは,多様な分野のプロフェッショナルが集い,拡張現実のアーティストAR Performerを作り上げるというユークスのプロジェクト。総合プロデューサーを務めるのは「ときめきメモリアル Girl's Side」「ラブプラス」などで知られるキャラクターコンテンツの仕掛け人,内田明理氏だ。

 ARPは4人のメンバーで構成されていて,歌やダンスはもちろん,ファンを巻き込んだリアルタイムのトークや,観客の応援次第でライブの内容が変化する。その日,その時だけのライブステージを楽しめるのが大きな魅力なのだ。
 メンバーは王子様のような外見ながら気取らない性格で,ARPのリーダー的な存在のシンジをはじめ,一見可愛らしい印象ながらライブでは圧巻のパフォーマンスを見せるレオン。絶大な自信とそれに見合う実力を備えたレイジと,チームの良き兄貴分であるダイヤの2人組のユニット「レベルクロス」で構成されている。彼らは2017年3月にエイベックスと契約し,メジャーデビューを果たしている。

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 後述するが,新たに発表となった展開により,ARPが今後ますます盛り上がることは間違いない。とはいえ,彼らの存在を知ったばかりの人は「どんなライブなの?」と疑問に思う部分も多いことだろう。そこであらためてARPやライブの概要について説明を交えつつ,今回のライブの見どころをお届けしていこう。

「AR performers/ARP」公式サイト



4人揃って派手なダンスやMCに挑戦!


 さっそくステージ上に4人のパフォーマーが登場し,披露されたオープニングは彼らの自己紹介も兼ねた定番曲「The Show Must Go On」だ。曲に合わせてパフォーマーの名前を叫ぶコールも非常に楽しく,一気にテンションが上がる。
 その勢いのまま,ユニットを組む権利を賭けた戦い「バトル・フォー・ユニット」へ突入。組み合わせは「シンジ&ダイヤ」対「レイジ&レオン」で,シンジの「Dahlia」,レベルクロスの「D.O.A」,レオンの「Turn Up Baby!」を続けて熱唱する。

「The Show Must Go On」は,今のところライブでのみ披露されているので予習は少し難しいかもしれないが,コールのタイミングは一度聞けばすぐにピンとくる分かりやすいものなのですぐに覚えられるはずだ。歌詞はパンフレットにも記載されている
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 このバトル要素がこのコンテンツの特徴の1つで,サポーター(※パフォーマーたちはファンのことを「ARS(Artists Republic Suppoters)」と呼ぶ)がアプリ「『ふれフレ』〜AR performers ライブアプリ 〜」を使い,ステージに表示されるマーカーに合わせてタイミング良くスマホを振るとポイントが加算される。このポイントによってライブの内容や今後の展開が左右され,高得点を得たサポーターにはさまざまな報酬が用意されている。詳しい操作方法などは公式サイトに記載されているので,事前に確認しておくとスムーズに参加できるだろう。

「『ふれフレ』〜AR performers ライブアプリ 〜」公式サイト


 ここで,シンジが「『KICK A’LIVE』へようこそ!」と挨拶し,レオンがサポーターからのコールをねだるように「レオンで〜〜す!!」と何度も叫ぶ。ダイヤが「ウォーミングアップは完了? かなりハードだぜ!」と煽り,レイジが「進化が止まらない地上に舞い降りたレイジだーー!」と休養からの完全復活を宣言すると「おかえりー!」というコールが飛び交う。

 バトルも含めた4曲をノンストップで歌い切ったためシンジたちはサポーターを気遣う。レイジが「ノンストップの出演者も無理しない感じで?」と発言すると,シンジに「ダメです!」と即否定され,会場を笑いに包む。レイジがシンジに向かって「シンちゃんさあ……」と自分のボケをさらりと流されたことに不満をぶつけ,レオンも「第1公演から冷たかったけど,シンジ師匠とか呼ばれて天狗になってるんちゃいます?!」と続ける。
 これまでのライブでは別途MCが登場していたが,今回ステージに登場しているのはパフォーマーのみ。MCとしてしっかり場を回さなくてはならないと進行を重視しているためか,ややアッサリとしたシンジの反応に総ツッコミが入ったようだ。

ダイヤがさりげなくシンジの進行をフォローして衣装の紹介に入ると,レオンは「ダイヤが進行を覚えてるなんておかしい!」,レイジは「ダイヤのくせに生意気だぞ」と文句をぶつける。そこをシンジが無理やりなだめ,ポーズを決めつつ衣装のポイントについて解説も行った
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 こうしたリアルタイムかつ自然なやりとりを当たり前のように行うのが,もう1つの特徴だ。メンバー同士はもちろん,ときには会場のサポーターのコールにも反応するし,サポーターとごく普通に会話も行う。
 一般的なアーティスト相手であれば,いちいち特筆すべき事柄ではないだろう。しかし,文字どおり“二次元から飛び出した”かのような彼らが,ステージ上でコミュニケーションを図っている様を目にすると,キャラクターと私たちを隔てていた次元の壁が1つ取り払われたような気がしてならない。

デビューから少なくない年月を経たことで,本プロジェクトはかなりブラッシュアップされてきている。それは歌やダンスの表現力やチームとしてのまとまりに表れていて,こういったプラスの変化を楽しめるのも魅力となっている
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 そして,ライブは誰でも写真撮影OK! 今回は,彼らの個性に合わせてディティールが異なる衣装の紹介の際に,サポーターが撮影しやすいよう,シンジが声をかけて色々なポーズを決めるシーンもあった。もちろんライブ中もOKだが,カメラに気を取られてしまうとライブをちゃんと見られないし……と,ほかのライブでは考えられないような贅沢な悩みに襲われる。


爆笑必至の漫才や火花を散らすバトルソングも


 ステージの話題は,今回の「バトル・フォー・ユニット」へ。第1公演では「シンジ&ダイヤ」が勝利したが,レイジとレオンも負けじと今回は勝利するとを宣言し,ライバル心むき出して4人がぶつかり合う。

 そんなギラギラした空気から一転し,シンジとダイヤによる漫才がスタート。このユニークな演出も見どころで,ここでは怪談をテーマにシンジのノリツッコミや,ダイヤのボケが光るテンション高めの掛け合いが行われる。その完成度の高さには,レイジも「シンジはお笑いだけは才能がある」と手放しで褒めるほどだった。

シンジともども漫才に手慣れた様子のダイヤだったが,後になって実は内心かなり焦っていて必死だったと明かされた
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 さらに第2公演では,2人のパフォーマーが同じ歌のなかで決闘する「バトルソング」の決勝戦も行われた。これは第1公演で勝利したレオンとレイジが「Eyes on Me」で戦い,勝者はセルフプロデュース権を獲得できるというものだ。負けられないと意気込むレオンが「レイジ! かかってこい!」と挑発し,レイジも「レベルクロス代表として潰さないといけないんだよね」とお互いに凄まじい気迫を見せつける。

 曲の中で入れ替わりながらダンスと歌唱で一歩も譲らないパフォーマンスを行い,結果はレオンが圧倒的な勝利を収める。これにはレオンだけでなくサポーター自身も信じられないといった様子で,どちらかというと驚きをはらんだ歓声が鳴りやまなかった。
 コメントを求められたレオンも開口一番「これ,夢ですか…?!」と信じられない様子で,勝ちたかったが大きな不安を抱えた中で戦った心境を告白。「世界一の幸せ者」と笑うレオンに,サポーターは「おめでとうー!」と口々に叫び,その喜びを分かち合った。

スタートからレオンが独走! しかし「推しの負けるところは見たくない!」と言わんばかりにレイジのサポーターたちもかなり食い下がる。結果を受け止めたレイジも「絶対にこの悔しさを忘れない」と固く誓っていた
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 ここからは新曲のパフォーマンスへと移る。ダイヤという人物をそのまま歌にしたかのようなソロ曲「Blood-D」,レイジの高い歌唱力がいかんなく発揮された壮大な愛を感じるソロ曲「My deaR」,シンジとレオンのユニット「2C(ツーカラット)」による穏やかで優しさに溢れたハーモニーの美しい「星無き夜のセレナーデ」,4人で歌う激しいダンサブルなナンバー「Paradise」を続けて熱唱する。
 ステージにレオンとダイヤが残ると,レオンの「Logical Dreamer」への振りについてトークを展開する。徐々にヒートアップしていく2人のダンスパフォーマンスをたっぷり堪能していたところで,着替えたシンジとレイジが戻り,新曲について話していく。

レオンは「Paradise」について「4人で歌うはずなのにソロよりしんどい」とコメント。ダイヤも「歌うパートはソロより少ないはずなのに,収録に時間がかかった」と曲の難しさについて語っていく。ダンスも人数が増えたため位置取りなどに気を付けなくてはならないが,その分これまでとは一味違う厚みのある曲に仕上がったのではと振り返っていく
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 レイジの「My deaR」は,「彼ら(作詞の財前汐里さん,作・編曲の平田祥一郎さん)なりによくやってくれたと思う」といつもどおりの上から目線で称賛しつつ,コンセプトは「レイジのフィロソフィー(哲学)」だと説明。そんなレイジだが,実はダイヤに「どんな歌い方が正解だと思う?」と聞くほどナーバスになっていたことを暴露される。レイジも負けじと「レイジの哲学が伝わるよう下々代表の意見を聞いてやったんだよ!」と返す,息の合った一幕も。
 ダイヤは初めてのソロについて,ライブでカバー曲を歌った際にも「ステージで1人の拠り所がない感覚」を感じたそうで,シンジやレオンはすごいと褒める。
 逆に,普段は1人だが,2人でユニット曲を披露したレオンは「ARPになる前からシンジくんと一緒に歌いたいと思っていた夢が叶いました」と話し,シンジも「レオンくんと一緒に歌って勉強になった」とお互いに高め合っている様子をサポーターに見せてくれた。

 「バトル・フォー・ユニット」の結果発表コーナーでは,とくにパフォーマーを応援した上位のサポーターたちの名前が表示される。さらに,もっともポイントを集めたレイジを応援した上位3人は,それぞれレイジから直接名前を呼ばれ,お礼のコメントを言われるというご褒美が。ユニットとしての結果は第1公演に続きシンジとダイヤが勝利したものの,レイジとレオンも19日は絶対に負けないと闘志を燃やした。

レイジは「大好き!」にも「当然だろ」などの返しが多いものの,サポーターへの深い愛情が感じられるコメントばかり。とくに「一生愛してます!!」というコメントに対する「レイジはお前のものにはならないけど,お前は一生レイジのものだ」という返しには,会場のが大きくわき上がった
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 ライブもいよいよ終盤に入り,シンジとレイジのユニット「SUPER RARE」の「威信傳心」,レオンの「FANTASISTA」,シンジの「The World Is Mine」,会場全体でウェーブを作ったレオンの「Logical Dreamer」,レベルクロスの「THE KISS」「rrRrride On !!」を一気に繋いでいく。新たなチャレンジに踏み出した「KICK A’LIVE」を満足そうに振り返り,最後に「最高のGood-bye」を歌って第2公演は終了した。

アンコールの声に応え,学生服姿での「Start of the start」も披露。思わず涙ぐんでしまいそうになるほど歌声が胸に染み渡る
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次回ライブやアニメ化まで新情報が満載のコンベンション


 さらに同日,ユークスとエイベックスが共同でアーティストコンベンションを開催した。ファンクラブ会員やビジネスパートナーが参加したショーケースライブの模様もお伝えしよう。

 あらためてパフォーマーの4人について紹介された後は,さっそく「rrRrride On !!」,カバー曲「気分上々↑↑(mihimaru GT)」「Paradise」までを一気に熱唱した。サポーターのみを前にしたライブとは異なる状況のためか,少し緊張した様子も見える4人が最新情報を発表していく。

シンジは「観客席」を噛み,ダイヤは自分を「僕」と呼び,レオンはややテンションを抑え気味といった様子。一方,レイジは「いちいち大げさに喜ぶように!」とサポーターに言い放ち,あまり変わらずといった印象だ
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 まずは,ARPがテレビ朝日系全国放送の番組「BREAK OUT」のマンスリーアーティスト「FREAK SCENE」に決定し,番組内で流される「Paradise」のミュージックビデオを一足早く見ることができた。あわせて,新曲「Paradise」の配信もスタートしたと明かされる。

 2つ目は2018年12月にニューアルバムが発売されることが決定し,レイジが作詞・作曲した「Start of the start」も収録されるという。3つ目は,次回ライブ「KICK A' LIVE 2」が2019年1月5日,6日に横浜文化体育館で開催となる。そして4つ目は,なんとアニメ化決定という驚きの発表が待っていた。ボイスはシンジたち本人が担当し,脚本に内田明理プロデューサーも参加するそうだ。詳細はパフォーマーたちもまだ知らされていないとのことなので,続報を待とう。

ライブ会場について,ダイヤが思わず「結構デカイ」と呟くと,レイジがサポーターに「友達,家族,親戚連れてこられる奴は皆引っ張ってきてくれ!」とアピール。なお,これよりハッシュタグが「#ARP」となることも覚えておこう
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 新情報の発表が一段落したところで,ファンクラブ会員との交流タイムがスタート。今日誕生日を迎えたというサポーターのためにハイクオリティなバースデーソングを歌い,サポーターからの質問も受け付ける。

第2公演のバトル中に誕生日だとコメントしていたサポーターが目に付いたので,もしかしたらその人だったのかもしれない。大好きなパフォーマーたちに直接お祝いされる,最高の誕生日になったことだろう
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 「2C」に対する,「星無き夜のセレナーデ」を歌う際に気を付けていることや意識していることを知りたいという質問に,レオンは「シンジくんと心を1つにすること」と回答。シンジも「一緒!」と続き,すでに心がしっかり重なっていることがうかがえた。

 今日歌った曲の中で歌うのが好きな部分という質問には,シンジは前々から「rrRrride On !!」を歌いたかったので,夢が叶ったとコメント。レオンは「Paradise」の「辿り着けるよ It's PARADISE」という部分を挙げ,レイジは「正直,全部楽しかった」としつつも,ライブが終わったあとは次のライブへの休憩だと思うという気持ちで歌う「最高のGood-bye」が良いなと思ったそうだ。ダイヤは「rrRrride On !!」の最初で一気に気持ちがMAXになるそう。

 締めの曲は「レイジがライブに込めた気持ちを歌った曲」であり,またすぐ次のライブで会おうという気持ちが詰まった「Start of the start」。心に染み入る曲を聞いて「これで終わりなんだ……」と少し寂しい気持ちになったところで,レオンが「ちょっと待って!」とサポーターを引き留める。レオンが手に持っていたのはスマートフォンとセルフィースティックで,なんと最後に参加者全員での記念撮影を行ってイベントは終了となった。

 もはや次元の垣根が分からなくなるAR performersの真価は,会場でこそ体感できると強く思うので,今後テレビ番組やアニメをきっかけに知った人にもぜひ一度ライブを訪れてほしい。良い意味で常識が崩れる瞬間を目の当たりにできるはずだ!

「はい,レオン!」の掛け声でシャッターが切られた写真には,この日最高の笑顔が刻まれたはず
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会場内にはサポーターから贈られた多数のフラワースタンドが設置されていたが,すべてARPや内田プロデューサーのサインが書き込まれている
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「AR performers/ARP 公式サイト」公式サイト

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