お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
Adjust,iOS 14.5のアップデートが各種広告の効果に与える影響の調査結果を公開
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2021/06/08 16:11

リリース

Adjust,iOS 14.5のアップデートが各種広告の効果に与える影響の調査結果を公開

Adjust 最新調査結果:広告経由でインストールされたゲームアプリでは、同意率が70%以上
配信元 adjust 配信日 2021/06/08

<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>

Adjust 最新調査結果:
広告経由でインストールされたゲームアプリでは、同意率が70%以上
iOS14.5のリリースがターゲティング広告と広告収益に
どう影響しているか明らかに

画像集#001のサムネイル/Adjust,iOS 14.5のアップデートが各種広告の効果に与える影響の調査結果を公開

 グローバルに展開するB2B SaaS企業である adjust(アジャスト)株式会社 (本社:独・ベルリン、代表取締役社長 兼 共同創業者:ポール H. ミュラー、日本ゼネラルマネージャー:佐々直紀)は、iOS 14.5のアップデートがターゲティング広告と広告収益に及ぼしている影響に関する調査結果「同意率と広告収益を調査:iOS 14の真のインパクト」を発表しました。本調査結果では、ユーザーの同意率、SKAdNetwork、広告収益の影響など、業界で話題になっているトピックを取り上げ、今回の変更がアプリエコノミーに与える影響について解説します。

 以下は、本調査結果の主要ポイントです。

■同意率に関して
 iOS 14.5のリリース以降、アプリが複数のWebサイトやアプリを横断してターゲティング広告を配信するには、エンドユーザー(デバイスを使用している人)に同意をリクエストすることが必要となり、世界的観点ではわずか5%に留まると予測されていました。しかし、AdjustがAppLovinの自社スタジオのアプリで収集したデータを分析した結果、その予測をはるかに上回る同意率であることが明らかになりました。その理由として、初期に報告された複数の調査では、同意のリクエストを明示したアプリだけでなく、同意フローが未実装、または、未計画のため同意リクエストをしなかったアプリまでのすべての数値を基に算出されていたためであると考えています。

■主な調査結果は以下のとおりです。
●1. 広告経由のインストール率の高いアプリは、同意率も実質的に高くなる
 消費者は、関連性のある広告を通じて、これらのゲームアプリを見つける傾向にあります。「Animal Transform」と「Save the Girl!」は、広告経由での利用が大部分を占めるハイパーカジュアルゲームです。そのため、さらにそのゲーム内で表示された広告から関心のあるゲームやアプリを見つける可能性が高いと考えられます。これらのアプリの同意率は、70%以上に達しています。

●2. 同意率は時間が経つにつれて増加する
 iOS 14.5以降のバージョンの普及が進むにつれて、同意率は上昇傾向にあります。現在、iOS 14.5の普及率は15%以下です。しかしAdjustでは、このアプリバージョン以降のものが普及するにつれて、より多くのアプリがユーザーに同意をリクエストすることで、ユーザーが関連性のある広告のメリットをさらに理解し、結果としてオプトイン率が増加すると考えます。現在のデータに基づいたAdjustの予測として、同意率は平均40%ほどになり、その後、50%まで上昇する可能性があると見込んでいます。

■SKAdNetworkについて
 iOS 14.5のリリース以降、AdjustはSKAdNetworkのダウンロードや再ダウンロードに関するテストをしています。その結果、新しいアトリビューション計測の正確さは、従来のものとほぼ変わらないということが明らかになりました。iOSの広告在庫の大多数がすでにSKAdNetworkをサポートしており、Adjustはこれらのコンバージョンを正確に報告することが可能な量のデータを保有しています。

■広告収益への影響について
 iOS 14の発表直後は、業界の大半の企業が、広告収益が50%減少すると予測していました。しかし、AppLovinが提供するメディエーションプラットフォーム「MAX」による調査結果では、まだ同意していないiOSユーザーがCPM(1,000回表示あたりの広告費)の30%減をもたらしていることが分かりました。しかし、オプトインしたiOSとAndroidユーザーがCPMを増加させており、収益減は完全に相殺されていることから、パブリッシャーの広告収益は増加し、結果としてオプトアウトしたユーザーグループによる収益損失を補っています。結果として、広告収益への影響はごくわずか、あるいは、影響がないとの見方が可能です。

■Adjust 日本ゼネラルマネージャー 佐々 直紀
 iOS 14 のリリース以降、モバイルエコシステムは大きく変化しました。iOS 14はアプリマーケターの広告への取り組み方に大きな影響を与えました。また一方で、同意率の高さやSKAdNetworkの正確性、さらに広告収益への影響の点では、業界の現状は当初の予測よりも楽観的ともみえます。

 高い同意率を得ることは、より正確で的確なマーケティングキャンペーンを遂行し続けるためにも重要です。同意率の施策についてはAdjustの ブログ でも紹介していますが、様々な工夫が必要となります。今後もAdjustは、パートナーやプラットフォームと協力し、研究を重ねながら、マーケターの皆様に有益な情報を提供して参ります。

■adjust株式会社 会社概要
 Adjustは、グローバルに展開するB2B SaaS企業です。モバイルエコノミーの中心で創設され、テクノロジーへの情熱により大きな成長を遂げたAdjustは、全世界で16のオフィスを構えています。

 Adjustのプラットフォームは、モバイル計測、不正防止、サイバーセキュリティ、そしてマーケティングオートメーションソリューションを提供しています。

 マーケティング活動をよりシンプルでスマート、さらに安全なものにすることで、データ主導のマーケターが世界で最も成功した事業を推進できるよう支援します。AdjustはFacebook、Twitter、Google、LINE、Snap、Tencentの正式マーケティングパートナーになっており、国内外の主要広告ネットワークパートナーとも連携済みです。ヤフー、楽天、リクルート、LINE、グリー、ディー・エヌ・エー、メルカリなど国内600社以上のトップパブリッシャーを始め、Procter & Gamble、Tencent Gamesといったグローバルブランドを含む50,000以上のアプリが、Adjustのソリューションを実装してそのパフォーマンス向上を図っています。2019年6月には、ヨーロッパで過去最大となる資金調達ラウンドの1つを獲得し、2億2,700万ドルを調達しました。

 Adjustは、日本においてアプリ計測プラットフォームとして最大のシェアを占めており、東京オフィスは 2014年11月にPresident APAC のショーン・ボナムにより設立され、ゼネラルマネージャーの佐々 直紀を筆頭に、30名以上の営業・カスタマー サポート・マーケティング担当者が日本市場で徹底したサポートを提供しています。

公式ホームページ: https://www.adjust.com/ja
公式 Facebook: https://www.facebook.com/adjustJapan/
  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:04月19日〜04月20日