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日本eスポーツ協会の特別授業が渋谷区の中学校で実施。「FIFA 17」「BLAZBLUE CENTRALFICTION」を用いたプロ選手と学生のエキシビションマッチも
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印刷2017/03/16 19:28

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日本eスポーツ協会の特別授業が渋谷区の中学校で実施。「FIFA 17」「BLAZBLUE CENTRALFICTION」を用いたプロ選手と学生のエキシビションマッチも

 日本eスポーツ協会(以下,JeSPA)は2017年3月16日,東京渋谷区の区立広尾中学校で,学生を対象とした特別授業を実施した。授業ではJeSPA理事の馬場 章氏と,イギリス政府公認のe-Sports団体 eGamesGroupのCEOを務めるチェスター・キング氏がe-Sportsの概要や現状について説明した。
 授業の後半は,プロのプレイヤーとして活躍しているマイキーこと嵯峨野 昴さんと,ソウジこと佐々木裕司さんが登場し,「FIFA 17」「BLAZBLUE CENTRALFICTION」で生徒達とエキシビションマッチを行った。本稿では,特別授業の模様をまとめてみたい。

日本eスポーツ協会公式サイト


 馬場氏はまず,e-Sportsの概要を分かりやすく説明するため,世界大会の様子を収めたビデオを見せた。生徒達は,何万人もの来場者が熱狂する様子を食い入るように見つめ,その反応に手応えをつかんだのか,馬場氏は「e-Sportsって,いい(E)スポーツなんですよ」とジョークを飛ばして笑いをとるなど,ユーモアを交えて説明を行った。

日本eスポーツ協会 理事の馬場 章氏
 馬場氏が行ったe-Sportsの現状紹介によれば,海外では,e-Sportsが学校の教科として導入されており,体育の授業などで使われているという。日本でのe-Sportsの認知度はそこまで高くはないが,現在,国内でe-Sports大会が増加していることや,プロの選手を育成するための専門学校が誕生したことなどを挙げ,今後の展開が非常に楽しみだと話した。

 プロ選手の規模だが,現在,e-Sportsの選手の数は,世界では3万5301人とのこと。しかし,日本の選手数は396人で,まだまだ少ないと馬場氏は述べる。獲得賞金についても,上位を独占しているのはほとんど外国選手で,日本人選手のランキングは200位台なのが現状だという。
 とはいえ,上記のように日本でもe-Sportsのムーブメントが育ちつつあり,日本人選手の数が増えれば,必然的に獲得賞金ランキングも上がってくるだろうと馬場氏は予想する。
 そのためJeSPAでは,今後もe-Sportsの普及に尽力し,世界を相手にトップを競える選手を育成しなければならないとした。

日本eスポーツ協会の特別授業が渋谷区の中学校で実施。「FIFA 17」「BLAZBLUE CENTRALFICTION」を用いたプロ選手と学生のエキシビションマッチも
日本eスポーツ協会の特別授業が渋谷区の中学校で実施。「FIFA 17」「BLAZBLUE CENTRALFICTION」を用いたプロ選手と学生のエキシビションマッチも 日本eスポーツ協会の特別授業が渋谷区の中学校で実施。「FIFA 17」「BLAZBLUE CENTRALFICTION」を用いたプロ選手と学生のエキシビションマッチも

プロ選手の身体能力についての説明も行われた。馬場氏によれば,一般の人に比べてe-Sports選手は動体視力と集中力が並外れて高いとのこと
日本eスポーツ協会の特別授業が渋谷区の中学校で実施。「FIFA 17」「BLAZBLUE CENTRALFICTION」を用いたプロ選手と学生のエキシビションマッチも

eGamesGroupのチェスター・キング氏
 馬場氏に続いて,eGamesGroupのキング氏が登壇した。キング氏はまず,世界各地で行われたイベントの映像を生徒達に見せて,e-Sportsが世界中で市民権を得ている様子をアピールした。
 教育との関係についてキング氏は,e-Sportsを教育に取り込むことで,コミュニケーション力やリーダーシップ,サバイバルスキルなどが養われることから,さまざまな教育分野で,e-Sportsが導入されようとしていると述べた。チーム戦を行うタイトルの場合,メンバーの1人として仲間と協調してプレイする能力は,仕事でも大いに活用できるという。
 e-Sportsは,ちょっとした時間でも練習でき,また,男性と女性が平等に競えることも見逃せないポイントだ。女性のe-Sports選手は少ないが,今後に期待したいとキング氏は話した。

日本eスポーツ協会の特別授業が渋谷区の中学校で実施。「FIFA 17」「BLAZBLUE CENTRALFICTION」を用いたプロ選手と学生のエキシビションマッチも 日本eスポーツ協会の特別授業が渋谷区の中学校で実施。「FIFA 17」「BLAZBLUE CENTRALFICTION」を用いたプロ選手と学生のエキシビションマッチも

e-Sportsにはさまざまな種目があるが,授業では,代表的なタイトルとして「Counter-Strike: Global Offensive」や「League of Legends」などが紹介された
日本eスポーツ協会の特別授業が渋谷区の中学校で実施。「FIFA 17」「BLAZBLUE CENTRALFICTION」を用いたプロ選手と学生のエキシビションマッチも

2016年,リオ五輪と同時開催された「eGames」には,イギリス,カナダ,アメリカ,ブラジルなどから選手達が参加し,メダルをかけて戦った
日本eスポーツ協会の特別授業が渋谷区の中学校で実施。「FIFA 17」「BLAZBLUE CENTRALFICTION」を用いたプロ選手と学生のエキシビションマッチも
 キング氏による授業が終わると,e-Sports選手と生徒達のエキシビションマッチが行われた。マイキー選手によるPlayStation 4版「FIFA 17」が始まると,それまで静かに授業を聞いていた生徒達も,一転して大盛り上がり。サッカースタジアムにいるサポーターのような声援で試合を盛り上げた。
 実力差は歴然だったため,試合の途中でマイキー選手がディスプレイを見られないようしてプレイするという,とんでもないハンデが付けられたが,前半の点差が響き,試合はマイキー選手の圧勝で終わった。プロ選手の実力を肌で感じた生徒は,それでも「楽しかったです」と笑顔だった。

東京ヴェルディeスポーツチームのマイキーさん
東京ヴェルディeスポーツチームのソウジさん

 続いてはソウジさんと生徒代表による,対戦格闘アクション「BLAZBLUE CENTRALFICTION」の試合だ。中には格闘ゲームをプレイしたことがないという生徒もいたため,ソウジさんには,試合開始10秒間ノーガードというハンデが付けられた。試合は白熱し,生徒達はあと一歩のところまでソウジさんを追い詰めたものの,最後のラッシュが生徒達を圧倒し,ソウジさんがプロ選手としての面目を保った。

 日本におけるe-Sports普及活動の一環として行われた今回の特別授業。今回の広尾中学校を皮切りに,e-Sportsに関心のある学校を巡回していく予定のとのこと。職業としてのe-Sportsが果たして日本に根付くかどうか,今後も注目していく必要があるだろう。

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