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プラチナゲームズ 稲葉敦志氏と神谷英樹氏がゲーム作りへの思いを語る。BitSummit Vol.6で行われたトークイベントをレポート
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印刷2018/05/14 18:51

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プラチナゲームズ 稲葉敦志氏と神谷英樹氏がゲーム作りへの思いを語る。BitSummit Vol.6で行われたトークイベントをレポート

 京都・みやこめっせにて開催されたインディーズゲームの祭典「BitSummit Vol.6」。2日目(2018年5月13日)には,「ベヨネッタ」シリーズや「NieR:Automata」といったアクションゲームを手がけるプラチナゲームズの稲葉敦志氏神谷英樹氏によるトークショー「Platinum Games - ファン、アクション、未来」が行われた。

(左から)プラチナゲームズ 取締役開発本部長 エグゼクティブプロデューサーの稲葉敦志氏,同 ゲームデザイナーの神谷英樹氏

 プラチナゲームズと言えば,アクションゲームの開発に定評のあるデベロッパだが,「完璧だと思うアクションゲームとは何か」というテーマでは両氏の回答が見事に分かれた。
 完璧かどうかは分からないと前置きをしつつ,神谷氏が挙げたのはファミリーコンピュータ ディスクシステム用ソフト「悪魔城ドラキュラ」。当時,ポップなドット絵が多いなか,フォトリアルなグラフィックスを目指しているところに感銘を受けたという。
 一方,稲葉氏は「完璧なものを味わってしまったら,プレイするのも作るのも終わってしまうのではないか」としつつ,「自分でプレイするときも作るときも,完璧なゲームを求めるのではなく,面白い,新しいといった感覚を重視する」と語った。

 プラチナゲームズのアクションゲームでは,さまざまな技を繰り出す連続攻撃,いわゆる“コンボシステム”の完成度に目を見張る。ギリギリで敵の攻撃を回避すると時間が遅くなり,一方的に攻撃できるようになる「ベヨネッタ」が良い例だろう。
 では,こうしたコンボシステムを作るコツはどこにあるのだろうか。プラチナゲームズのクリエイターは日夜,コンボについて考えているようなイメージを持っていたが,意外なことに「すごいコンボのあるゲームを作ろう」というコンセプトで企画を進めることはないという。「自分がキャラクターになり切り,カッコ良さを味わえるようにゲームを作っていくと,自然とそうなっていく」(神谷氏)とのこと。コンボシステムは“目的”ではなく,キャラクターのカッコ良さや強さを表現する“手段”であるというわけだ。
 
 今回のトークショーにおいて何度となく話題に挙がったのが,100人のヒーローを操るアクションゲーム「The Wonderful 101」。神谷氏には「このゲームをもっと多くの人に遊んでほしい」という願いがあり,稲葉氏は「Nintendo Switch版を出したい」と考えているそうだ。神谷氏が「もしNintendo Switchで『The Wonderful 101』が出たら,遊びたいと言う人は?」と呼びかけると,来場者の多くが手を挙げていたのが印象的だった。

 終盤,稲葉氏は「プラチナゲームズではいろいろなアイデアを生み出しており,プロジェクトに付ける通し番号も何十番という数になっています。コンボ主体とか,アクションゲームでなければいけない,ということを考えていたのでは,ここまで増えるわけはありません。また,作りかけては止めるということも繰り返しています」と同社の創作への姿勢を語った。そして,会場に詰めかけたクリエイターに対し,「皆さんも新しいアイデアを出すことを恐れず,とにかく作っていってほしい」と檄を飛ばした。
 なお,稲葉氏によると「アクションゲームの概念が変わるんじゃないか」というプロジェクトが進行中とのこと。今後の発表に注目したい。


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