イベント
子供向けのIT×ものづくり発表会「ワンダーメイクフェス ミニ」が開催。ワークショップ「ネクソン×ワンダー ゲームハッカソン!」をレポート
ワンダーメイクフェスは,「みんなが主役」をテーマとする,子供向けのIT×ものづくり発表会だ。IT×ものづくりに励んでいる子供たちが,作品をプレゼンテーションやブース出展,ポスター展示などで発表し,観客からフィードバックを得る場として展開されている。自作のゲームを発表している子もいれば,ロボットや3Dモデリングによる制作物を展示している子もいて,出展作品はさまざまだ。
今回のワンダーメイクフェス ミニは,より参加しやすいよう,9月23日,9月29日,9月30日の日程で3会場に分けて開催されている。2回目となる本日の会場協力をしているのが,たびたび子供向けのイベントを開催しているネクソンというわけだ。
イベント中,予約制のワークショップも行われているのだが,今回はネクソンが「ネクソン×ワンダー ゲームハッカソン!」というワークショップを行った。
今回のワークショップは,参加者が2人1組のチームで,ゲーム制作のハッカソン(与えられたテーマに対して,短期間で集中して作業にあたり,その成果を競うソフトウェア関連プロジェクトのイベント)に挑戦するというものだ。参加者は小学生〜高校生で,今回は「フェスティバル」をテーマに70分でゲームを用意するというものだった。
制作にはプログラミング言語「Scratch」を使い,その素材にはネクソンのタイトルのものを利用できる。ただし,審査員に成果物をアピールしなければならないので,オリジナルのキャラクターを描いて登場させたり,ゲーム性にこだわったりして,どれだけフェスティバルのテーマに沿ったものを用意できるかを時間内に競うわけだ。
オリジナルキャラクターのデザインに注力している子,お祭りの射的をモチーフに,シューティングとしてのサウンドや爽快感にこだわっている子など,テーマへのアプローチの仕方はさまざま。チームは会場で初対面の相手と組んでいたのだが,イラストとプログラミングの作業を分担することで,完成度の高いゲームを仕上げているチームも見られた。
自由な発想でワイワイとゲーム作りを楽しんでいる様子は微笑ましく,参加者の中から,未来のゲームクリエイターが生まれてくるのかもしれない。
「ワンダーメイクフェス」公式サイト
- この記事のURL: