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ゲームの承認が凍結されていた中国に,オンラインゲーム倫理委員会が新設される。すでに20タイトルの審査を実施
8月15日の記事で伝えたように(関連記事),中国では暴力表現及び中毒性への懸念や規制の見直しから,ゲームの承認および認可の手続きが凍結されていた。The South China Morning Postによると,同委員会の設立は中国の国営放送である中国中央電視台(CCTV)で明らかにされたもので,すでに20のゲームタイトルの審査を行い,9タイトルの中国国内での販売を却下,11タイトルの修正を指示しているという。
当局の管理機関であるThe State Administration of Press and Publications(SAPP)から同委員会に関するコメントは得られず,どのような経緯で設立されたのかといった詳細は明かされていない。承認手続きが厳格化されている現状がどのように変わるかも不明だが,巨大なゲーム市場である中国というところで,世界中から注目されるトピックだろう。
The South China Morning Post
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