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アピリッツ,適切なゲーム利用のための実証試験プロジェクトを実施決定
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印刷2020/03/23 14:08

リリース

アピリッツ,適切なゲーム利用のための実証試験プロジェクトを実施決定

適切なゲーム利用のためのEMA活用プロジェクト
配信元 アピリッツ 配信日 2020/03/23

<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>


「適切なゲーム利用のためのEMA活用プロジェクト」を
ヘルスケアIoTコンソーシアムPoCとして実施

株式会社アピリッツ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:和田順児、以下「アピリッツ」)は、自社が開発・運営するオンラインゲームサービスの適切な利用を促進するため、EMA(※)を活用した概念実証(Proof of Concept)試験プロジェクト(以下、「本PoC」)を実施することをお知らせいたします。 ※EMA:Ecological Momentary Assessmentの略(生態学的瞬間評価などと訳されます)

【実証試験の背景】
昨今、ゲーム業界が直面する課題の一つに健全なサービス提供が挙げられます。世界保健機関により「ゲーム障害」の国際疾病として認定され、米国ではルートボックスを禁止する法案が発表されるなど、ゲーム業界の健全な発展においてプレイヤーへの適切なゲーム利用を促進していくことは喫緊の課題と考えられます。

【実証試験の概要】

実証試験の概要
アピリッツが運営するゲームプレイヤーを対象に実証実験協力者(以下「モニター」)を募り、モニターに対してEMAアプリケーションを活用したアセスメントをゲームのプレイ状況と並行で実施します。モニターはゲームをプレイするかたわら、EMAアプリケーションの2〜3分程度の簡単な質問に回答することを繰り返していただきます。これによりゲームプレイ状況とモニターの状態を蓄積していきます。

((図1システム構成概要図))
画像集#001のサムネイル/アピリッツ,適切なゲーム利用のための実証試験プロジェクトを実施決定

実証試験の目的
モニターのゲーム内行動とEMAアプリケーションから収集された回答データを分析していくことにより、ゲーム内行動やゲーム内で発生する事象がモニターの心理的身体的状態にどのような影響があるかについて一定の示唆を導出することを目的としています。

ゴールと将来期待される効果
本PoCにより、ゲームとプレイヤーとの相関、具体的にはプレイヤーがどの程度ゲームに没入しているのか、またゲーム内行動による変化などについて分析を行っていきます。音声の感情解析や他のデバイスと連携した生体情報との連携なども考えられ、より精度の高い深い洞察を導くことが期待されます。

本PoCは適切なゲーム利用の促進に資する具体的なアクションとなることが期待されるにとどまらず、ゲームがプレイヤーに与える体験が、その人の健康増進などの行動を促すための介入あるいは強化子として機能する可能性が考えられるなど、多くの分野への適用が期待されます。

適切な実証試験のための体制
本PoCはヘルスケアIoTコンソーシアム(後述)PoC部会(座長:大阪大学大学院基礎工学研究科 中村亨特任教授)の承認を経てアピリッツが実施するものとなります。

また、本Poc実施においては適切な実施プロセス、分析手法などにおいて、ヘルスケアIoTコンソーシアム(会長:東京大学大学院教育学研究科 山本義春教授)の支援および指導を仰ぎます。

ヘルスケアIoTコンソーシアムについて
https://healthcareiotcons.com/

ヘルスケアIoTコンソーシアムは個人の健康・行動・環境等のデータを個人が管理・運用し、個々人が自身の生活の質を向上させるために健康意識を高め行動変容を起こす「ヘルスケア情報流通インフラ」とそれを支える「IoTプラットフォーム」を構築し、ヘルスケア関連産業の活性化、新規事業の創出支援、国民医療の経済性向上を目的とした産業界横断的組織です。
※サービス名・会社名等は登録商標または商標です。

実施時期について
実施時期、および募集開始時期については確定しましたら別途リリースを予定しております。

アピリッツ公式サイト

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