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「風ノ旅ビト」「Outer Wilds」などで知られる北米のパブリッシャAnnapurna Interactiveが内部スタジオを設立。独自タイトルの開発に挑む
Annapurna Interactive公式サイト
Annapurna Interactiveは,北米の映画会社Annapurna Picturesが2016年に設立したパブリッシャで,主にインディーズ系のタイトルを扱っており,日本ではthatgamecompanyの「風ノ旅ビト」の販売元として認識している人も多いかもしれない。
2019年5月にPC版がリリースされて高い評価を得,数々の賞に輝いたMobius Digitalの「Outer Wilds」や,死後の世界をゆるい感じに描いた「I Am Dead」,妄想と現実の区別がつかなくなる不気味なミステリーアドベンチャー「フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと」など,本数は多くないものの,いくつもの優れたタイトルのパブリッシングで成功を収めている。
Annapurna Interactiveを率いるのは,元SIEサンタモニカスタジオの有名なゲームデザイナーであるNathan Gary氏で,同氏は,これまで数多くの才能ある独立系ゲーム開発者に協力できたことを光栄に思うと同時に,新たなステップに踏み出すことに興奮していると,GamesIndustry.bizに語っている。
現段階で,誰が新たなスタジオを率いるのかなどは発表されておらず,最初のプロジェクトに取り組むゲームディレクターとシニアプロデューサーを探している段階だという。最初のプロジェクトの詳細も,今のところ明らかになっていないので,続報を楽しみにしたい。
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