カプコン，外部専門企業協力のもとに進めていた不正アクセスの調査結果と防止策を公開

　カプコンは本日（2021年4月13日），外部の専門企業協力のもとに進めていた調査結果の報告を公開した。今回は第4報となり，経緯と原因，影響範囲のほか，技術的・組織的な対応策が公表されている。

　本日発表されたのは，今回の件に関しての対応の経緯，被害の原因および影響範囲などをまとめたもので，再発防止に向けたセキュリティ強化策といった，今後の対応についても言及されている。
　なお，同社グループのシステムは現時点でほぼ復旧しており，新設の「セキュリティ監督委員会」と連携し，今後も継続的にセキュリティ，個人情報保護の強化を図るとのこと。

　同社は2020年11月4日に，不正アクセスが行われたことを発表（関連記事）。同年11月16日には，従業員や元従業員9名の個人情報が流出したことを報告した（関連記事）。2021年1月の第3報では最大約39万人の個人情報流出があったことが報告されていた（関連記事）。流出を確認した個人情報の累計は15,649人とのこと。

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