さて，この日本語版の「プロジェクト I.G.I.」（仮称）。発売予定日は3月23日で，予価8800円。

　プレイヤーは元SAS特別機動隊員のデビッド・ジョーンズとなり，監禁された"ヨセフ・プリボイ"を救い出すというストーリー。ヨセフは，核兵器の隠蔽場所や海兵隊員6名の不可解な死についての秘密を握っているのだ。
　エストニアの武器ディーラーに監禁されたヨセフを救うべく，様々な武器と頭脳を駆使して潜入するのだが……想像どおり，最近ひっそりとジャンルとして確立された"潜入"モノ。音が立たないが殺傷能力は低いナイフ，遠距離狙撃ができるが弾薬の少ないスナイパーライフルなどを駆使し，監視カメラ破壊，コンピュータハッキングなど多種多様なアクションを交えてゲームは展開していく。

　そして最大の（というわけでもないだろうが）ウリは「フライトシミュレータの描画エンジンを流用した"TerraForm Technologyを使用している」こと。3Dアクションとしては異例の，異様なまでに美しい風景は当たり前。つぎ目のない広大なマップ，スムースな拡大/縮小なども当たり前。ナニがすごいって，どこまでもどこまでもどこまでも動いていけること……。
　これに関しては，管理人がつべこべ説明するより，当サイトForumにおける"むらたけん"氏の「ここ」の書き込みと，同氏の「ここ」のページを見てもらえれば一発だろう（ちなみにTopページは「こちら」）。置かれている画面を見る限り，とてもFPSゲームとは思えない。

　ちなみに英語版はすでに出回っており，デモ版で先行体験することもできる。当サイトにもデモ版のバイナリをアップしておいたので，ぜひダウンロードして試してみてほしい。サイズは46.33MBとやや大きめだが価値あり。ダウンロードは「こちら」からどうぞ。アイドス・インタラクティブの国内サイトには，まださしたる情報はないので，より深い情報が欲しい人は「こちら」の英語版オフィシャルをどうぞ。
　今後も，IGIに関しての通常お目にかかれないようなさまざまな情報を継続的に掲載していく予定なのでお楽しみに。