「コマンドス2」のさらなる情報。新ユニットを見よ! - 02/02 10:17

 前回の「ここ」のNewsに引き続き,アイドスの超期待作「コマンドス2」についての詳細だ。今回ご紹介分は,最も大きな特徴だと思われる2点。オマケで,スペイン語を理解できない我々のために英語でしゃべってくれたプロデューサGonzoのスピーチムービーを載せておく。ネットワークプレイのシステムについて熱く語ってくれているぞ。

・自由度の高いネットワーク対戦システム
 "コマンドス2でのネットワーク対戦"は,なかなかに自由度が高い。プレイヤーが操作できるキャラクターは,主人公でもある4人のコマンド達なのだが,最大4人までのマルチ協力プレイ(cooperativeモード)に対応しているのだ。
 4人のプレイヤーそれぞれが1人のコマンドを操作する,完全な"チームプレイ"。2人のプレイヤーそれぞれが2人のコマンドを操作する2人協力プレイ。1プレイヤーが3人を操作して,もう片方のプレイヤーが1人を操作するパターンの2人協力プレイなど,3パターンでの楽しみ方ができる(当たり前だが操作できるのは最大3人まで。4人のコマンド全部を操作したら,それはただのシングルプレイ……)。
 と,それだけではなく,純粋な対戦プレイ(versusモード)にも対応しているとのこと。こちらはまだシステムを構築中で具体的な話を聞くことができなかったのだが,もしかして枢軸国側でのプレイまでできたりするのだろうか。かなり期待大。

・あまりにも特徴的な,三つの追加ユニット
 確かに画面も美しいし,シナリオも面白そうだ。しかし今回の最大の特徴は,このユニット追加ではないだろうか。前作コマンドスのメンバーはすべてそのままなのだが,今回は新たに3ユニットが追加されている。
 まず「Natasha」は,いわば"美人コマンド"というべき存在(前シリーズにも登場している)。敵の兵士の視線を釘付けにして注意をそらす(笑)ことができる。でも真の姿は,異様に腕の立つスナイパー。彼女をスナイプモードにすると,通常の6人のスナイプよりも遥かに扱いやすいことに気づくだろう。
 そして2番めは犬の「Whisky」。パッと見には気弱な白い犬にしか見えないWhiskyは,実は武器の運び屋だ。その外見上のメリット(?)を利用して,ドイツ軍の奥深くにいるスパイや破壊工作員に,何の苦もなく武器や弾薬を届けることができる。ある意味もっともスゴイ"仲間"といえるかも。ちなみに呼ぶときは犬笛。最も頼りになるこの愛犬をちょっと拡大してみたのが,右下の画面だ。
 そして3番め。管理人が一番興味を惹かれ,使い方一つでゲーム進行さえ変えてしまいかねないのが,シーフの「Paul」。「シーフ」という言葉にちょっと違和感はあるが……。彼の特技は,
1 ユニット中最も素早く動ける
2 しかも音を立てずに動ける
3 おまけに壁を登れる
4 よって,監視に気づかれにくい
5 また,建物によじ登り,窓から中の様子を伺うことができる
6 なんと敵兵士のバックパックから,アイテムを盗める(左下画面参照)
となっている。武器の扱いは不慣れだが,サポート要因として最重要の位置を占めるといってもいいだろう。
 建物から建物に移って敵陣真っ只中に入り込み,中の様子を伺う。安全そうならそのまま窓から忍び込み,ベッドの下や壁沿いなどを隠れながら内部の状況を観察し……ひとりでいる暇そうな兵士に近づいてバックパックの中の重要アイテム(地雷探知機など)を盗んで自陣に帰り……まさにKing of Support。彼をどう使うかで,ゲーム展開は大きく変わるに違いない。また,常に猫歩きで敵兵士の背後につきまとう姿,建物を覗き込んだときに別ウィンドウで3D表示される中の様子など,演出面もタップリ。
 覗きこんだときの画面はまだ入手できていないが,前回のNewsに忘れたものとして「建物内部に侵入してみたときの画面」を公開しておこう。"ドラクエVIIのような感じ"とでもいうと分かりやすいだろうか。

 なんにせよ,デモを見ているだけでワクワクしてくるこの「コマンドス2」。英語版は今年3月14日登場とのことだが,アイドス・インタラクティブの手による日本語化がいつごろ出てくるのか,楽しみでしようがない。Add-Onパックもまた登場することだろうし……。続報は追って情報が入り次第掲載していくのでお楽しみに。


←Back to Daily News
←Back to News Archive