"Incoming"で名を馳せた，イギリスのゲームデベロッパRage Gamesと仲良しのイマジニアが放つ現代戦コンバットフライトシムは，「EURO FIGHTER TYPHOON（仮）」。もちろん日本語版だ。名前から想像できるように，「スーパーユーロファイター2000完全日本語版」や「F-22 Air Dominance Fighter」などを制作したDID（Digital Image Design）の新作だ。

　舞台は21世紀前半のアイスランド。EURO FIGHTER TYPHOONを操縦してミッションをこなしていく，イベント主導型のキャンペーンがメインとなっているゲーム。
　ここまで聞くと「なーんだ普通じゃん」となるが，その最大の特徴は，"スタート時に選んだパイロット6名の操作と管理を，プレイヤーがリアルタイムに行う"というところ。それぞれのパイロットに次々と違うミッションが与えられていくので，プレイヤーにノンビリしている暇なぞない。このあたり，F-22 ADFで新たなコンバットフライトシムを提唱したDIDらしいシステムだ。
　もちろんマルチプレイも最大8人まで対応しており，単にドッグファイトを行うだけでなく，基地破壊や目的地までのレースなど，一風変わったいろんなルールが取り入れられているのも魅力。
　今夏発売予定で価格は未定だが，最近強力なタイトルの少なかった現代戦フライトシムファンには期待大？　

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※画面は開発中のものです