Xboxのデモムービーロングバージョンを4種類Up! - 04/03 22:19

 ここでのムービーファイルは,ページ下のキャプチャ画面に対応させて並べると……。

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の画面がそれぞれ,

1 Project:K-X(仮称)のムービー 38.54MB/3分52秒
2 セガの新作2種のムービー 8.94MB/54秒
3 NVIDIAのデモのXbox移植版 38.63MB/3分53秒
4 新作4作のデモムービー 18.79MB/1分53秒

 以下に説明をば。

■Project:K-X(仮称)のムービー
 ビル・ゲイツは,日本国内に世界規模のゲームスタジオの設立を声高らかに宣言した。そこでプロデューサ石井精一氏を中心に開発が進められているのがこの「プロジェクト:K-X」(仮称)。石井氏はナムコ&スクエアの共同開発格闘ゲーム「エアガイツ」などの制作者として知られている人物。マイクロソフトはこの自社ゲームスタジオで,国内の有名クリエイター達を集めまくっている模様だ。
 この映像で見るべきは,筋肉の躍動感とプロジェクション・シャドウの表現。Xboxの表現力……というよりは,NV20(GeForce3コア)のパワーとプログラマのセンスの勝利という感じ。動きのパターンは限られているようだが,この躍動感あふれる動きは必見!

■セガの新作2種のムービー
 セガの特別顧問香山哲氏が基調講演に登場。セガがXboxに対してオリジナルタイトルをリリースしていく方針を明らかにした。この映像はその開発途中版のもの。最初の映像は3Dアクションゲーム「ガンヴァルキリー」「ジェット セット ラジオ フューチャー」(仮称)。後者は,DC版のモノよりも一層極まったトゥーンシェイダーによるグラフィックが見どころとなる。
 余談だが,この映像のBGMは昔懐かしセガサターンの「パンツァドラグーン」のもの。すでにご存じだろうが,今回のゲームショウでは,実際にXbox版の「パンツァドラグーン」が登場することも明らかにされた。

■NVIDIAのデモのXbox移植版
 NVIDIAがGeForce3の発表のときにも使ったデモプログラムを,Xbox用に移植したモノ。PCからXboxへのコンバージョンはわずか3時間で終了したという。ちなみにこのキャラクターのポリゴン数は1万8000ポリゴン。これは,少し前までのムービー制作用のキャラクターのレベルに相当するクオリティ。PCゲームもこのクオリティに追従していくことだろう。

■新作4作のデモムービー
 スノボーシミュレータ「Amped」,アメフトゲーム「NFL Fever2002」,アクションアドベンチャー「Azurik」,3Dシューティング「HALO」の映像。バックの解説の声の主はマイクロソフトXbox事業部制作統括部の宮田敏幸氏。宮田氏はポポロクロイス物語などの制作に携わってきた元SCE系の人だが,いつの間にかマイクロソフトの人になっていた。この4タイトルについては,Xbox同時発売に向けて日本語ローカライズが進められている。
 しかしこの,ガトリング砲の着弾が妙に心地よいHALOだが,PC版って一体いつなんだろう……。

 上記一覧のソフト名の部分がムービーファイルへのLinkとなっているので,速攻でダウンすべし! (トライゼット 西川善司)


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