ここ数日，ここやここで情報をお伝えしてきたボーステックの「超時空要塞マクロス VO」。今回のニュースでは，新たに各機体による運動性能の違いを紹介しておこう。

　下の写真を見ても分かるように，ユーザーは3種類の自機タイプで戦闘に望むことになる。
　バルキリーは加速に優れ，一撃離脱などに向いている。操作感覚に関しては普通のフライトものと同様，旋回は機体を横に倒して上下にキーを入れることで行なう。
　これがガウォークになると，やや加速能力は落ちるが左右にキーを入れただけで機体を水平に保ったまま左右への旋回が可能になるのだ！ さらにバトロイドでは，加速能力は大幅に劣るが，振り向くような機敏な動作ができるようになる。
　で，実際にこれらを組み合わせるとさまざまな戦術が可能になってくる。たとえばバリキリー時に背後からミサイルが飛んできた場合，アフターバーナーをふかして激戦区を脱出して安全を確保。そこですかさずバトロイドに変形し，すぐさま振り返ってバルカン砲でミサイルを撃墜！ などといった芸当もできる。また，宇宙空間であることから慣性の法則も働いており，バリキリー時に最大加速してスピードをつけてそこで変形。その慣性を利用すればバトロイドであっても速度を補って戦闘することができるぞ。こうした戦術は今までの3Dモノにはなかった要素ではないだろうか。考え方次第では，ほかにもあっと驚くような戦術が考えられそうだ。期待は高まるばかりである。