Liquid Edge Gamesから発売予定の「RoboForge」は，プレイヤーが組み立てた機体をほかのプレイヤーの機体と戦わせることができるシミュレーションゲーム。機体作成画面は結構さびしいものの，実際の戦闘シーンでは3Dで描かれたロボットが画面中をところ狭しと動き回るのだ。なかなかいい感じ。
　機体は，脚部，胴体，右手武器，左手武器など細分化されており，豊富に用意されたパーツから選択して組み上げていく。組みあがった機体はアリーナで対戦することになるが，このアリーナでの移動パターン（AIと呼ばれる）もまたプレイヤーが決定する。
　AIは簡単なプログラム言語形式となっているが，その命令自体はアイコン化されているのでわかりやすい。移動のアイコンを使うときには，「どの方向へどのくらい移動するか」という細かな命令も指定することができる。古い"マイコン"世代のゲーマーならよくご存じの，"プログラミング系ゲーム"だ。思い通りの機体を作成するためにはある程度の英語力が必要となってしまうが，じっくり腰を据えてセットアップやシミュレートバトルができるのはうれしいポイント。

　いわゆるアートディンクの「カルネージハート」系（アクションじゃないアーマードコアともいえるか？）なのだが，インターネットを介して不特定多数のプレイヤーと対戦できるのは魅力的。開発元Liquid Edge Gamesでは，本作をRobotic Combat Sportと称してトーナメントを開催する予定となっている。
　発売予定は2001年5月9日で，価格は29.95ドル。今ならPre Orderキャンペーン価格で，もっと安いぞ。なお，日本語版サイトは「こちら」。
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