日増しに注目度の高まる韓国産のゲームタイトル。東京ゲームショウ2001秋にも複数の韓国系ゲームメーカーが出展していた。そんな中，韓国SD Entermet社のブースにて公開されていた「Navy Filed -Resurrection of The Steel Fleet-」は，第二次世界大戦期の艦隊戦を題材にしたオンライン専用の海戦ゲーム。プレイヤーが自分の艦隊を編成して戦場となる海域に集まり，お互いに闘いを繰り広げるといった内容が特徴だ。敵に与えた損害の分だけ「Cyber Money」を獲得でき，そのお金を使って多種多様な兵器を購入して，自分の船の兵装をアップグレードさせることもできる。また，一つの戦場には最大で128人が同時に参加できるようで，場合によっては一大艦隊決戦！ のような状況になることも期待できる。みんなで集まってドンパチ遊べるとすると，これはかなり楽しそう。

　また余談だが，この作品を見てまず驚いたのは，クオリティの高いグラフィックスと芸の細かい演出の数々だった。ゆっくりと前進する艦船から砲弾が発射され，着水時には水しぶきが巻き上がる。丁寧に作り込まれている雰囲気というか，なにやら妙な気合を感じさせる作品に思える。現在はβテスト中の段階のようで，まだまだ日本での展開などは分からないとのことだったが，今後の動向に注目したい作品の一つといえそうだ。（TAITAI）