「信長の野望 蒼天録」の初出し最新情報! | - 01/18 22:19 |
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昨年末の発表以来,話題騒然の「信長の野望 蒼天録」だが,ついにforGamer編集部にβ版が届けられた。これを遊び込んで記事にしてもいいのだが,せっかくなのでコーエーにお邪魔して,プロデューサーの小川亨氏に突っ込んだお話を伺ってきたぞ。ただ,かなりたっぷり話が聞けたため,その全貌の紹介は来週までお待ちいただきたい。「待てないよ!」という人のために,今回はひとまず初情報と思われる部分をピックアップして紹介しよう。 すでにお伝えしたように,今作のテーマは下克上だ。それに伴って,大名以外の武将(ただし城主か軍団長の立場が必要)でプレイできるようになっている。では,具体的には何ができるのか? 実はその名も「下克上コマンド」というものがあり,さらに"大義名分" "鞍替" "独立"の三つに分かれている。"大義名分"は,朝廷や幕府に働きかけて,これから行おうとしている"裏切り"にお墨付きをもらうことができる。お墨付きがあれば,独立したときに周りの城主や各諸勢力の協力を得やすい,というわけだ。"鞍替"は文字どおり今の大名家から別の大名家に鞍替えするコマンドで,"独立"は一大名として名乗りを上げることだ。 もちろん,いきなり独立してもたかが一つの城の主じゃ巨大な大名家にすぐ潰されてしまうだろう。そこで,その根回しのために「交流コマンド」が用意されている。周りの城主(同勢力,他勢力を問わず)に書状を出したり,招待/訪問することで仲良くなっておけば,いざ独立のときに声をかけて,仲間に引き入れることができるというわけだ。また"流言"で,周りの城主たちと所属する大名との仲を引き裂いておくことも重要である。 さらに,軍略フェイズにいきなり裏切り,味方の城に攻撃を仕掛けることも可能となっている。この場合周りの城主達に声をかけている時間はないが,もし大名の居城を落としてしまえば,その大名家を従属させてしまうこともできるようだ。まさに,一発逆転である。 最後に,今回聞いてきた"数字"について紹介しておこう。 登場武将数は,シリーズ最多の1500人。シナリオは5本(それ以外に隠しシナリオがあるかもしれないが)用意されており,それぞれのシナリオごとに,150人ずつプレイ可能な武将がいる。これはつまり,150の城が登場するということだ。 一人の武将は,必ず一つの"必殺戦術"を持っている(たとえば上杉謙信なら"車懸りの陣")。この必殺戦術は全部で18種類あり,さらにそれが5段階のレベルに分かれている。 ゲームの全体的な流れや新方式の合戦システムについては,来週のインタビュー記事をお待ちいただきたい。同時にUp予定の,小川氏が語る"信長の野望シリーズの未来"も必読だ!(Iwahama) ■タイトル:信長の野望 蒼天録 ■発売日:2002年春発売予定 ■価格:1万1800円 ■メーカー:コーエー ■動作環境:Windows 98/Me/2000/XP,Pentium II/333MHz以上(Pentium III/500MHz以上推奨),メモリ64MB以上(128MB以上推奨),空きHDD容量800MB以上 |