[コーエー発表会] コーエーが放つ「三國志」のPC用 RTSゲーム! | - 04/17 20:54 |
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本日2002年4月17日,コーエーが中国の三国志時代を舞台にしたリアルタイムストラテジー(RTS)「三國志 Battlefield」を発表した(発表会の模様は,「こちら」のNewsをお読み下さい)。 コーエーで三国志といえば,"三國志シリーズ"の名前がすぐに思い浮かぶが,本作は,やはりオンラインゲームだった「三國志 Internet」と同じく,外伝的な位置付けとなっている(つまり,「三國志IX」は別に発売されるということだ)。本作の最大の特徴は,やはりRTSだということ。もちろんマルチプレイに対応していて,まだ最大人数こそ発表されていないものの,多数のプレイヤーによる"同盟"や"裏切り"といった駆け引きを楽しむことができそうだ。 基本的なシステムは,RTSの代名詞である「エイジ オブ エンパイアシリーズ」や,同じ三国志RTS「フェイト オブ ドラゴンシリーズ」と同様。曹操や劉備といった英雄に成り代わり,リアルタイムで配下を操り中国全土を手中に収めるのが目的だ。本作ならではの特徴としては,「Active Logistics Control」(動的兵站制御)システムが挙げられる。これは,兵力や兵糧を自動的に最前線に送り続けてくれるシステムで,本拠地から離れた土地でも"補給路さえ確保していれば",常に最高の状態で戦うことができるわけだ。もちろん逆に,相手の補給路を断つ,といった戦略も生まれてくるだろう。また,同盟国の間でもこのシステムが適用されるため,"同盟"という要素が非常に重要になってくる。多人数プレイならではの面白さが存分に楽しめるようになりそうだ。 発売は2002年夏頃を予定していて,価格及びサーバー利用料は未定。7月中旬からβテストが始まるとのことなので,発売は8月〜9月といったところだろうか。なお,5月1日よりコーエーが運営しているゲーム情報サイト「GAMECITY」にて,このβテスターの募集が行われるようだ。詳細はGAMECITY「こちら」での発表をお待ちいただきたいが,コーエーカードの会員はもれなく,そしてコーエーファンクラブ会員と「三國志VIII」をユーザー登録した人の中から抽選で200名が先行で選ばれ,定員である600名に満たない分を,5月14日から一般ユーザーを対象に募集するとのことだ。言うまでもないが,どうしてもβテストに参加したいという人は,いまのうちにコーエーカード,もしくはファンクラブの会員になっておくことをお勧めする。 ちなみに三國志 Battlefieldは,日本,韓国,台湾の3国にて同時発売される予定だ。この3国の人間が集まり,文字通りの三国志(ちょっと違うけど)を遊ぶというのも,なかなか面白い趣向ではないだろうか。(Iwahama) (C)2002 KOEI Co.,Ltd. |