[E3 2002#76]ウィル・ライトと鈴木裕によるセッションのムービーをUp | - 05/28 19:23 |
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2002年5月22日の正午(現地時間)より,E3会場内に設けられたシアターにて,「シムピープル」や「シムシティ」などの生みの親として世界的にその名の聞こえた天才クリエイターのウィル・ライト(Will Wright)と,「バーチャファイター」を開発した日本が誇る名プロデューサの鈴木裕によるセッションが行われた。内容は,「ゲームアイデアの着想法」について。 ウィル・ライトは,ご存じの人も多いだろうが,大の親日家である。「ゴジラ」や日本庭園,ジャパニーズアニメが好きだという彼は,日本人の持つデザインセンスに大きく影響を受けたと語った。ゴジラにメカゴジラ,「ドラゴンボール」から「プリンセスメーカー」,果ては屋内型スキー場のザウスにいたるまで,とにかく日本の「すばらしいデザイン」を語り続け,日本の観光協会が聞いたら大喜びしそうな内容となっていた。 一方鈴木裕は,自らを芸術家のサルバドール・ダリになぞらえ,「夢からゲームの着想を得ることがある」と話した。また,ここ数年は映画の勉強をしていることについて触れ,「映画は勉強になるが,面白い映画ばかり見てちゃいけない」など,独特の持論を展開していた。 このときの模様を10分ほどにまとめたダイジェストムービーをforGamerにUpしたので,二人のようなクリエイターを目指している人はぜひご覧ください。 ダウンロードは,「こちら」(10分6秒,32.8MB)と「こちら」(2分37秒,8.3MB )からどうぞ。(Iwahama) |