映画スター・ウォーズをベースにするMMORPG，「Star Wars Galaxies」の舞台となる惑星のリストが，オフィシャルサイトの「ここ」で公開された。すでに公開されているプレイヤー種族同様，映画シリーズに登場しない惑星もゲームでお目にかかることができるようだ。ここでは，今回発表された9つの惑星の説明を抜粋しておこう。

・ Corellia
　映画に登場したことはないが，ハン・ソロの生まれ故郷であり，連合軍結成の場所としても知られている。商業地として高層ビル群がそびえ立つ都市コロネットを中心に，草原や森，湿地，海岸などの地形が見られる。

・ Dathomir
　これも映画には登場したことがないが，外伝小説では有名な薄暗い惑星で，フォースに敏感な"ダソミアの魔女"たちが生息する。うっそうと茂る森や渓谷などの地形からなっており，帝国軍の刑務所も存在する。

・ Endor
　「ジェダイの逆襲」で有名なエンドアは，イウォークたちの力を借りた連合軍が，第2回目のデススターの破壊に成功した"エンドアの戦い"の拠点となった。巨木の森林や山岳地帯，洞窟などに加えて，砂漠や湖も多い。

・ Lok
　"パイレーツの地"として知られた，ならず者たちの集まる無法の惑星で，首領ニムは通商連合との熾烈な戦いを演じた。砂漠や山脈を構成する赤い砂が印象的で，火山地帯もある。

・ Naboo
　アミダラ姫ら，ナブー人や湖の民グンガンたちで有名な惑星。銀河市民戦争後は，帝国軍の本拠地になっている。湿地や草原，丘陵など緑が多く，様々な生物が生息する土地で，SWGでもポピュラーな探索地帯となりそうだ。

・ Rori
　ナブー星の月だが，酸素が豊富でナブーとも似ている。これまで，映画や小説でも登場したことのない全く新しい天体だ。そのため，どのような状況になっているかは判断できないが，ナブーよりうっそうとした雰囲気を持っている。

・ Talus
　こちらは，コレリア星の月で，Federation of the Double Worlds(通称Feb-Dub)という組織が統治するスペースポートなども存在する。雰囲気はコレリアと似ているが，泥沼などのユニークな地勢もある。

・ Tatooine
　いうまでもなく，ルーク・スカイウォーカーが育った場所で，通商連合のジャバ・ザ・ハットが統治する砂の惑星。タスケン・ライダーたちの砦やジャワ人たちも混在する。ポッドレースでもお馴染みの渓谷や砂漠からなり，資源が多いことでも有名だ。

・ Yavin 4　
　ガスの惑星ヤヴィンの4番目の月だが，連合軍と帝国軍の勢力が重なり合うスターウォーズでは非常に重要な場所だ。最初のデススターが製造されたのもここである。森に覆われた寺院や遺跡，地肌がえぐられたような土地もある。（奥谷海人）