本日,ATIテクノロジーは,DirectX9サポート,Video Shaderエンジン&ビデオ圧縮機,デュアルTVチューナ・サポート用のMulTView,128MBのDDRメモリーなどを搭載する,同社のビデオカードではトップクラスに位置する新製品
「ALL-IN-WONDER 9700 PRO」を発表した。
ATIのマルチメディア製品事業部 グループ製品マネージャーのブレア・バーミングハム氏は
「ALL-IN-WONDER 9700 PROは,業界初の画像処理装置として高い評価を得ているRADEON 9700 PROをベースに,本格的なゲーム愛好者のニーズに対して,最高レベルの性能で、応えられるように設計されています。」と語っていることからも,ゲーマーをメインに,ビデオ編集やテレビ視聴などに力を発揮してくれそうだ。
「ALL-IN-WONDER 9700 PRO」の機能・DirectX9とOpenGLのサポート
・ATI製 Multimedia Center 8.0(テレビ再生ツール)
・Pinnacle Studio 8 SE(ビデオ編集ツール)
・Matchware Mediator 7(テキスト,画像,ビデオ,音響などを組み合わせてプレゼンテーションを作成するツール
・ATI製THEATER 200(テレビやビデオの入力やキャプチャーで,高品質なビデオ・ステレオオーディオ機能を発揮)
・Video Shader(書き込み可能型画素陰影化テクノロジーにより,ビデオ処理を加速化する)
・Remote Wonder(リモコンによるマルチメディア機能のへのアクセス)
・125チャンネルのステレオTVチューナー
・最大720×480,毎秒30フレームの解像度による,MPEG-2フォーマットのアナログ・ビデオキャプチャーと編集機能・Dolby AC-3デジタルオーディオによるDVDビデオ再生機能
気になる日本での発売時期については明らかにされていないが,
アメリカでは今秋に500ドルをきる価格で発売されるということだ。(Asakura)