10月13日，14日に秋葉原の新スポット"ラオックス アソビットシティ"で行われた「ウォークラフト III」の対戦ゲーム大会。会場の立地条件（？）の良さか，飛び入りの参加者や多くのギャラリーを交え，非常に盛況な様子だったのが印象的だ。

　大会は，まず二つのブロックでそれぞれトーナメント対戦を行い，そこで勝ち上がったチームが後の決勝を戦うといったもの。中にはちゃんとした3人チームを組んで参加してきた強者もいたが，基本的にはRTS初心者や飛び入りの参加者を加えた和やかなイベントとなっていた感じである。
　ただ，ゲームの迫力ある音響と飾られた「オーク君人形」に引き寄せられてか，買い物に来ていた多くの人達が足を止めて見物しており，ラオックス アソビットシティ6階の特設フロアは非常に沢山の人で賑わっていた。

　大会の行方だが，さすがに3人で組んで参加してきたチームが圧倒的な力を見せつけ，終始危なげなく勝ち進んでいる様子だった。本格的な"大会"を想定していた彼らには，若干物足りない戦いだったかもしれない。

　また，公開されていた日本語版の最新ビルドだが，やや「？」という日本語が部分部分で残っていたとはいえ，さらに練り込まれた出来だと感じた。発売日が遅れて（「来年の春までには！」 カプコン プロデューサー牧谷氏談）しまったのは残念としかいいようがないが，牧谷氏曰く，「せっかくのなので，前バージョンで気に入らなかった部分は全部直していこうかと思います」とのこと。日本語版を楽しみしているファンは，この言葉を信じて待つことにしよう。（TAITAI）