「ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド2003」の新モード詳細 | - 11/12 21:22 |
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12月5日に発売を予定している,セガの大人気タイピングソフト最新作「ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド2003」(以下,ToD2003)続報だ。ToD2003の目玉である"VS Expert Mode"では,8人のタイピングマスターと対決できるというのは前回「ここ」でお伝えしたとおり。今回は,このモードをもう少し掘り下げてみよう。 "VS Expert Mode"は実在する8人の達人のタイピングスキルをCPUで再現することで,プレイヤーと達人の対決を可能にしたモード。まず最初に8人の達人(dqmaniac,Pocari,かり〜,MADRIGAL,あきうめ,Keno,Jin,むなしい)の中から対戦者を1人選ぶ。続いて"Arcade Mode"のストーリーモードと同じ六つのチャプターから対戦ステージを選ぶのだ。こうして1Pと2Pに分かれての対決となる。ライフ制限はないので,途中ゲームオーバーを気にせずラストの得点のみを競うことができるし,プレイヤーは一切手出しせずに達人のタイピングをぼーっと眺めて勉強することもできるのだ。しかし出題ワードは奪い合いとなるため,プレイヤー自身にもある程度のタイピングスキルがない場合は勝負にすらならないだろう。 実際にプレイしてみると,達人8名の個性というのはタイプを通じてよく伝わってくる。一言で"速さ"といっても人によってクセがあり,タイピングもさることながら出題ワードを読み取る速度が異常に速い人,長文の入力後半から急に高速化する人,クイズになった途端ダメになる人などがいて非常にユニークだ。それでは8人の達人を軽く紹介していこう。 8人のタイプマスター能力値(ローマ字入力設定時) ■dqmaniac 日本で最初に1コインクリアした人物。これといった弱点なし。 短文初速 B 長文加速 A 正確性 A クイズ力 A 土星語力 A ローマ字 A カナ打ち A ■Pocari 長文の入力速度が神の領域。土星語を苦手としているようだ。 短文初速 A 長文加速 S 正確性 A クイズ力 B 土星語力 C ローマ字 S カナ打ち C ■かり〜 カナ打ち専門なのでローマ字なら……。カナ設定なら世界最強。 短文初速 C 長文加速 C 正確性 C クイズ力 B 土星語力 B ローマ字 C カナ打ち S ■MADRIGAL 短文の速さは尋常じゃない。出題ワードを読む暇すらない。 短文初速 S 長文加速 B 正確性 B クイズ力 B 土星語力 A ローマ字 S カナ打ち S ■あきうめ 天才小学生。他の達人も舌を巻く速さ。クイズが苦手らしい。 短文初速 S 長文加速 C 正確性 S クイズ力 D 土星語力 S ローマ字 A カナ打ち - ■Keno 正確性に命を賭けている人。ただの速度勝負ならあるいは……。 短文初速 B 長文加速 B 正確性 S クイズ力 B 土星語力 B ローマ字 A カナ打ち - ■Jin こちらは速度に命を賭けている人。正確性で勝負を挑める!? 短文初速 A 長文加速 A 正確性 B クイズ力 B 土星語力 B ローマ字 A カナ打ち - ■むなしい 正確かつ安定。絵はエイミーだが達人本人は男性。あしからず。 短文初速 A 長文加速 B 正確性 A クイズ力 B 土星語力 A ローマ字 A カナ打ち C 達人も,ToDのチュートリアルモードに意識をもって挑めば1週間ほどでタッチタイピングが可能になると言っておられる。また瞬間的な速度よりも,正確性とリズムが大切とのことだ。"面白く遊べるタイピングソフト"として評価が高いToD。タイプ速度にコンプレックスのある人は,ぜひ達人の神業にあやかってみてはいかがだろうか。 (C)SEGA CORPORATION,2002 |