Kimの韓国最新PCゲーム事情#48 - 01/09 22:20

Kimの韓国最新PCゲーム事情#48

韓国産MMORPGの期待作が破格の契約金で日本上陸!(2003/1/9)

Text by Kim Dong Wook特派員

 SOFTMAX社NEXON社が共同で開発しているMMORPG「Tales Weaver」が,史上最高の契約金で日本などのアジア諸国に輸出されることになった。ちなみに日本のネクソンジャパンと結んだ契約の金額は,なんと100万ドル(約1億1910万円)とのことだ。
 韓国産ゲームの日本の会社との契約金額では,これまでeSOFTNET社「N-Age」"10万ドル+ロイヤリティ30%"Gravity社「ラグナロクオンライン」"ロイヤリティ25%"などが高額で知られており,今回のTales Weaverの契約金は破格の数字といえる。SOFTMAX社のマーケティング担当者は,「この破格的な金額は,優れたゲームを探していた日本のバイヤー達に,本作のゲーム性が認められたからだろう」とコメントしている。

 一方SONNORI社は,台湾のGAMANIA DIGITAL ENTERTAINMENT社"130万ドル(約1億5480万円)+25%"もの契約を結び,同社が開発中の「Trickster」「CartoonRacer」「Monster kurukuru」の三つのオンラインゲームを日本を始めとするアジア全域に輸出する予定だ。また同社は,このアジアでのサービスを足場に,今後ヨーロッパ及び北米圏でのサービスも計画していると発表している。
 ちなみに国内より先に海外で認められた形のTricksterは,SONNORI社がここ数年で蓄積したノウハウを結集した意欲作で,日本語版,中国語版の開発が完了する2003年末以降,本格的に世界進出を図る予定になっている。
 SONNORI社のLee Won Sool本部長は,「Tricksterは,2頭身の可愛いキャラクターとやはり可愛い背景が特徴的な,温かい雰囲気のMMORPGです。現在主流の血なまぐさいMMORPGに比べて,誰でも気軽に遊べるため,韓国以外のアジア市場でも広く受け入れられるでしょう」と語っている。


友達にメールで教えよう!
←Back to Daily News
←Back to News Archive