Kimの韓国最新PCゲーム事情#49 - 01/14 22:36


Kimの韓国最新PCゲーム事情#49

Blizzardが,韓国のプロゲーマー達の意見に耳を傾けた!(2003/1/14)

Text by Kim Dong Wook特派員

 Blizzard Entertainment社が,韓国のプロゲーマーと直接意見を交換して話題になっている。

 この話し合いは,2003年1月10日にHanbit Soft社Vivendi Universal Games社の共同主催によって開かれたもので,インターネットを利用したテレビ電話のようなシステムを使い,Blizzard Entertainment社の副社長であるBill Ropper氏がプロゲーマー達に質問する形式で進行した。
 参加したプロゲーマーは,KPGA(Korea Pro Game Association)のランキング2位であるHong Jin Ho選手と同3位のKang Do Kyung選手,そして「ウォークラフト III」の強豪として知られるLim Hyo Jin選手Chang Jae Young選手といったそうそうたるメンバー。
 Ropper氏と彼らの話し合いは終始穏やかな雰囲気で行われ,Chang選手の「Ropperさんの音声が使われている"ピオン"の声が気に入って,オークが好きになりました」という発言に,参加者一同が爆笑する場面もみられた。
 Ropper氏は,プロゲーマー達がどのような質問にもすぐさま明快な返事をすることに非常に満足して,「君たちは本当にすごい。これは驚くべきことだ」と発言。さらに種族やマップといったゲーム内容に関する話以外に,プロゲーマー達の私生活や,それぞれの持つ戦術論などに対して細かく質問していた。

 韓国内に多くのファンを持つBlizzard社は,今回の話し合いを通じて同社の作品が持つ魅力を再確認し,今後のゲーム開発の重要な資料とすると発表している。
 またHanbit社の関係者は,「今回の話し合いは,Blizzard社と韓国のプロゲーマーによる初めての本格的な対話。今後これをきっかけに,もっと韓国ゲーマーの意見が世界中の開発者達の役に立つように働きかけていきたい」とコメントした。

 なおこの話し合いの様子は,"BLIZZARD INSIDER NEWSLETTER"(Blizzard公式サイト内の「こちら」から登録可能)によって,メールで読むことができる。


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