E3会場のElectronic Arts社のブース中央付近に陣取っていた，第二次世界大戦期をテーマにしたコンバットアクションゲーム「Medal of Honor：Rising Sun」（Rising Sun）は，プレイステーション2をメインにXboxやゲームキューブで開発が進められているが，残念なことにPC版での発売は予定されていない。
　Rising Sunはデモムービーによると，1941年12月7日（日本時間では8日）の，クルーザー艦が日本軍の発射した魚雷に被弾する場面からはじまる、主人公は甲板へと逃げるときに剥き出しの電線を飛び越えたり消火器を手に消火作業に従事したりと，銃撃意外に与えられたシーンが面白い。その後甲板で対空マシンガンをぶっ放したりして日本軍が撤退するまで戦い抜くのだが，シリーズお馴染みのスクリプトによる映像が素晴らしい。

　実はこのほかにも，開発されている最新シリーズが存在する。「Medal of Honor：Pacific Assault」という製品で，今回の発表では2003年11月頃にリリースする予定であることが名言された。もちろんマルチプレイヤーモードも用意された本格的なアクションゲームで，日本軍としてプレイできるのは間違いない。Rising Sunで描かれたような真珠湾攻撃は計画されているが，その他は内容やロケーションが異なるものになるとのことである。期待して待っていよう。