7月5日と6日の二日間に渡り，秋葉原のラオックス アソビットシティで行われていた「メックフェスティバル 2003」が，無事終了した。
　これは，「マイクロソフト メックウォーリア4 マーシナリーズ」が7月3日に発売されたことを記念して，メディアクエストが人気の"メックシリーズ"（"バトルテックシリーズ"で覚えている人もいるだろう）の最新タイトルを集めて展示したイベント。
　メディアクエストの同シリーズ以外の最新タイトルや，ホビージャパンのミニチュアゲーム「メックウォリアー 日本語版」（"WARRIOR"部分のカタカナ表記がPCゲームのものと違うので注意），Xbox用ソフト「メック アサルト」の展示もあり，アソビットシティの6階には，いつもにも増して，多くの人が集まっていた。
　とくに筆者が興味深かったのは，ミニチュアゲーム「メックウォリアー 日本語版」のデモンストレーションプレイを行っている一角。何せシリーズの大元がボードゲームの古典的名作「バトルテック」。子供と一緒に，年季の入りまくったおじさんプレイヤーがプレイしている姿が印象的だった。

　とはいえメインイベントは，やはりマーシナリーズのゲーム大会。1日2回行われたのだが，15時からの大会の優勝賞品はXbox本体＋メック アサルトと非常に豪華で，両日とも，多くの参加希望者が集まった。
　不思議だったのが，やはり息の長いシリーズであるためか参加者同士にそれなりに面識があるようで，試合直前には何人かで集まり，戦略について話し合っている姿が見られたこと。豪華賞品がそうさせるのか，メックシリーズファンのプライドがそうさせるのか，参加者達の真剣さはかなりのものだった。
　当然試合は，壮絶なものとなった。上級者同士の対戦プレイは，ほれぼれとするほど見栄えがするもので，大会に参加できなかった人も，会場前方のスクリーンに釘付けになっていたほどである。

　さて，このイベントはもう終了してしまったわけだが，イベント名に"2003"と数字が入っている点に注目。"2004"の開催にも，期待したい。（Iwahama）

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