緊急速報! 「信長の野望」最新作発表&フラッシュムービー登場 - 2003/07/18 12:21

 コーエーは,本日7月18日,同社の人気シリーズ「信長の野望」の11作めとなる最新作,「信長の野望・天下創世」を発表した。

 残念ながら,まだ画面写真は1点も公開されていないが,ほんのわずか発表されていることでも,十分興味深い。
 コーエーのゲームサイト「GAMECITY」内の「こちら」に,早くも天下創世の発表ページが作られており,そこでフラッシュムービーが公開されている。ここに現れるキーワードを抜粋すると,

「フル3D」
「自由に国造り」
「領地の発展」
「リアルタイム(の戦闘)」


といった感じ。 シリーズで初めて内政画面も3Dで描かれることになるようだ。
 また「自由に国造り」「領地の発展」というキーワードからから,「箱庭」という言葉が想像できる。それ以前に,タイトル自体が「天下創世」である。
 コーエーの発表資料によると,今作のコンセプトは,"天下創造の夢"。自分のPC上に,思い通りの戦国時代を再現するようなゲームになるのだろうか。期待は膨らむばかりだ。
 戦闘に関しては,野戦と攻城戦が分かれていることと,リアルタイムであることしか分からない。これにフル3Dというキーワードを合わせて考えてみると,前作「信長の野望・蒼天録」の戦闘が思い浮かぶ。しかし,箱庭ゲームの要素が強いということを考えると,むしろ前々作「信長の野望・嵐世記」に近いのだろうか?

 コーエーは今年で創立25周年。そして信長の野望シリーズは,20周年を迎える。また信長の野望シリーズは,昨年発売された蒼天録が10作めで一つの節目を迎えていることから,今度の「天下創世」は,まさに"新時代"(これもフラッシュムービーに現れるキーワードだ)の信長の野望といえる。
 同シリーズが新時代に突入したのは,タイトルからも分かる。ここ何年か,信長の野望シリーズのサブタイトルは必ず漢字3文字で,最後は「伝」「記」「録」のどれか。順番から考えれば,次は漢字3文字で最後が「伝」のサブタイトルのはずだが,ふたを開けてみれば,「天下創世」と漢字4文字で,「伝」どころか「記」も「録」も付いていない。

 一昨年の嵐世記,昨年の蒼天録に続き,また1年ちょっとで新作が発表されたこのシリーズ。「満を持して」という言葉には違和感があるが,何せ各種記念が重なる今年のタイトルだけに,本作の開発スタッフ陣にかなりの気合が入っているのは間違いないだろう。
 信長の野望・天下創世は,2003年9月に,1万1800円で発売される予定。そう,発売までわずか2か月しかないのだ。forGamerでは,引き続き本作の情報を追いかけていくつもりなので,お楽しみに。(Iwahama)

タイトル:信長の野望・天下創世
発売:2003年9月予定
価格:1万1800円

「GAMECITY」内の,「信長の野望・天下創世」の紹介ページは,「こちら」
→前作「信長の野望・蒼天録」の当サイト内の記事一覧は,「こちら」

(C)2003 KOEI Co.,Ltd.


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