[OGF#12]悲しいほどに美しい「リネージュII」攻城戦の模様をお披露目 | - 2003/07/26 02:53 |
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「リネージュ」の世界観を伝えるイメージムービーから始まった,エヌ・シー・ジャパンのステージ。続いて善王と反王の戦いから始まった「リネージュ」のストーリーと,エピソード12「アデン」に到達して一連のエピソードが完結した現在の状況が報告された。 2003年4月29日に実施された,第2回アデン城攻城戦(ケンラウヘル決戦)の模様がムービーで映し出され,死屍累々たる凄惨な現場(参加しなかった者にとって,あそこまで徹底的に死体で埋め尽くされた画面は初めて目にする光景ではなかろうか)をスクリーンで再現。照明を落とした会場のところどころから「すげぇ……」という小声が聞こえるほど凄まじい戦いの末,反王が倒されアデン城が解放された現状が伝えられた。 意外にも新エピソード「クロスランカー」については,プロデューサーの口から軽く予告されただけで,公式サイトや当サイトの記事ですでに掲載されている以上の内容は何も出なかった。 そしてマイクは,「リネージュII」プロデューサーの手に渡る。会場にわずかばかりの緊張が走るのが感じられた。やはりここに集まった者達は,皆「リネージュII」の情報を求めてやって来たのだ。 プロデューサーや進行嬢の口から,「悲しいまでに美しい」と繰り返し語られた「リネージュII」のグラフィックス。単に描画技術が高品質であることを超え,そのデザインや色遣いが耽美的すぎて,どこか浮世離れした儚さを感じさせることが「悲しいまでに美しい」由来であろう。 ゲーム自体の紹介はムービーを公開しただけで,言葉で新たな事実が語られることはあまりなかった。だが2本上映されたムービーのうち1本は,まさに目玉ともいえる"攻城戦"を写したものであった。 「すべてゲームのままの画面です」と念を入れられた以上は信じるほかないのだが,それにしても攻城戦のムービーは出来すぎなほど美しく,実にアクティブな内容であった。それは城砦を駆使した見事に三次元的な戦いであり,本当にあれだけの規模の攻城戦が楽しめるのなら素晴らしいMMORPGとして世界に君臨するだろう。 またムービーでは,船やワイバーンなど乗り物の映像も公開。攻城戦では,実際に地上攻撃用のクリーチャーにまたがった一団が城門にブチ当たり,打ち破って突入するシーンが見られたのも興味深い。 そして気になる「リネージュII」の日本でのβテスト開始時期だが,「2003年10月」と発表された。早いとも遅いともいえない微妙な時期なだけに,かなりヤキモキさせられそうだ。PCの買い替えを狙っている人は,10月に照準を合わせよう。(Kawamura) (C)2000-2003 ArenaNet, Inc. All rights reserved. The names ArenaNet, Arena.net, and Guild Wars as well as the ArenaNet and Guild Wars logos, all are trademarks or registered trademarks of ArenaNet, Inc. in the United States and/or other countries. |