アンバランスから，お父さん向けのゲームが2本リリースされる。
　まずは2003年8月1日に発売される，「爆発的1480シリーズ 麻雀3」。これは打ち手の"思考"にこだわった麻雀ゲームで，CPU側がいっさいインチキをせず（プレイヤーの手牌を覗かず），純粋に"読み"で勝負をしてくる。グラフィックスや機能も充実しているので，かなりお買い得なゲームだ。
　コンピュータの思考を決定するのは，強気レベル，鳴きレベル，役の好み，見逃し，捨て牌からの各種読みなど18からなる判断パラメータ。9人の雀士キャラクターが収録されており，18の判断パラメータからなる個性豊かな打ち筋を見せてくれる。コンピュータ相手に高レベルな駆け引きが楽しめるので，腕を鍛えたい初心者から，熱烈な麻雀ファンまでオススメの一本だ。

　もう1本は2003年8月8日に発売される，「石倉昇の囲碁講座 上級編」。コンピュータ相手の対局はもちろんのこと，囲碁レベル中級〜上級者のための実力アップを図る講座や練習問題を収録しているのが本作品のウリ。
　初段レベルの実力を獲得するため，八つの講座が用意されている。知識，打ち方，考え方を習得できるので，自分の棋力に自信の持てない人は，このソフトでじっくり腕を磨こう。なおこのソフトを監修している石倉昇九段は，元学生本因坊でアマチュア出身のプロ棋士。アマチュアの育成に熱心で，NHK囲碁講座や多数の書籍などで知られる人物だ。（Kawamura）

「爆発的1480シリーズ 麻雀3」
■発売日：2003年8月1日
■価格：1480円
■メーカー：アンバランス
■対応OS：Windows 9x/Me/2000/XP

「石倉昇の囲碁講座 上級編」
■発売日：2003年8月8日
■価格：4980円
■メーカー：アンバランス
■対応OS：Windows 9x/Me/2000/XP