ゲームオンがサービスを提供している「眠らない大陸クロノス」で，本日（2003年11月26日）11時からのメンテナンスにおいて，大規模なアップデートが行われた。今回のアップデートは，年内に実装が予定されている「ユニオン・ウォー」に向けてのマップ改変を主としたものだが，それ以外にもいろいろな細かい変更がある。

　ユニオン・ウォーは，複数のギルドが二つのユニオンに分れて戦うという，いわばギルドウォーの拡大版ともいえる機能だ。ギルド同士は同盟が結べるので，これを利用したものと思えばいいだろう。
　このアップデートでは，ユニオン・ウォーで予想される大規模戦闘に対して，戦闘のメリハリをつけるための地形の改変も含まれている。具体的には，シティス＝テラ，ターラ，ウーノスの各街に，城壁や見張り台などの守備側/攻撃側ユニオンの戦術的行動に必要となる施設が追加された。また，ギルドハウスと呼ばれるギルドの拠点となる施設も追加されたということだ。
　どのレベル帯のプレイヤーにも影響があるのが，防具の装備条件に関するアップデートだ。以前は，防具の装備条件はキャラクターのSTRのみに依存していたが，これがSTR＋STAの二つのステータスの合計値に変更された。例えば，以前のブラックプレートの要求ステータスはSTRのみで84だったが，今回のアップデートからは，STR＋STAの合計値が84あれば装備できるようになったのだ。中盤程度までのキャラクターは，どの防具を装備しているかによって回復アイテムの使用量などが変わってくるので，この変更によってプレイスタイルが変化するかもしれない。
　ちなみに，日本独自仕様として，一部の武器の攻撃力がDEX値に依存するような変更も予定されている。これに関しての導入時期は未定。

　ほかにも，アイテム名の変更や，マ＝ドラヴァスのモンスターの取得経験値量の調整，ライトニングショックのスタン確率の上昇など，細かい調整も行われているので，公式サイトの「こちら」でチェックを。
　また，本作では2003年11月30日に対戦イベント「ザ・コロッセウム」が開催予定だ。今回の変更によって装備アイテムが微妙に変化するかもしれないので，参加するつもりの人は，必ずアップデート内容を一読しておこう。（Seal）

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