本日（2003年12月12日）ボーステックとNHN Japanは，石器時代を舞台にしたMMORPG「ストーンエイジ」のオープンβテストを12月16日より開始すると発表した。またそれに伴い，クライアントの先行ダウンロードも本日より公式サイト上で可能になるという。

　ストーンエイジとは，'99年に日本システムサプライが運営していたMMORPG。パステル調の柔らかなタッチのグラフィックスやほのぼのとした世界感，家庭用のRPGでもお馴染みのエンカウント方式の戦闘システム，モンスターを捕獲してペットにできるシステムなど，初心者でも遊びやすい設計が特徴的なタイトルだ。日本でのサービスは一時期休止状態となっていたが，オンラインゲームに力を入れ始めたボーステックによって，装いも新たに復活する形となった。
　軽く作品の紹介をしておくと，本作の舞台となるのは「ニース」と呼ばれる架空世界。この世界に暮らす原始人に扮して，モンスター（恐竜）の狩りやペットの育成などを行えるほか，敵を倒すと手に入れられる肉や骨を売ったり加工したりすることで，石器時代らしいサバイバルな遊び方も可能に。黙々と自分のキャラクターのレベルを上げるだけではなく，ペットの育成に励んだり，アイテムを売り歩く行商人を目指したりと，いろいろな遊び方で石器時代の生活を満喫できるようだ。
　サービスが再開されるにあたっては，トレードウインドウの追加といったユーザーインタフェースの改良を始め，所々にマイナーチェンジが図られているという話。またこれは9月末に行われた東京ゲームショーで聞いた話なのだが，なんでもオープンβテスト後には大きなアップデートも予定しており，そこでマップの拡張や新しいプレイヤーキャラクターが追加されるという。これから遊んでみようというプレイヤーはもちろん，昔遊んでいたプレイヤー達にとっても，これはなかなかに楽しみな話だといえるだろう。

　ちなみに本作の運営元となるボーステックは，ストーンエイジのサービスを開始するにあたってハンゲームの運営元として知られるNHN Japanとマーケティングパートナー提携契約を締結しており，ストーンエイジの詳細を伝える告知サイトが，ハンゲームサイト内に開設されるという。この告知サイトでも公式サイトと同様にクライアントのダウンロードが行えるとのことなので，興味がある人は一度覗いてみるとよいだろう。（TAITAI）

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