Kimの韓国最新PCゲーム事情#175 | - 2004/01/15 15:36 |
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Kimの韓国最新PCゲーム事情#175 Gravity社,ブラジル/インドと「ラグナロクオンライン」サービス契約を締結(2004/1/15) Text by Kim Dong Wook特派員 MMORPG「Ragnarok Online」(邦題:「ラグナロクオンライン」。以下,RO)の開発元Gravity社は,2004年1月12日,同作のブラジルとインドにおけるサービスライセンス契約を締結したと発表した。 今回の契約は,フィリピンでROをサービス中のLEVEL UP社の提案に端を発したもの。契約の条件は,初期ライセンスが75万USドル,毎月の総売上から25%がロイヤリティとしてGravityに支払われることになっており,代わりにGravity社からは技術や各種サポートが提供される。 LEVEL UP社は,両国でのサービス開始に伴い,それぞれ現地法人を設立する予定で,とくにブラジルでは現地最大の通信会社であるGLOBO社と共同で運営を行うとしている。さらに2004年の上半期中にはオープンβサービスを予定しているとのことだ。 この契約についてGravity社のKim Jung Ryul会長は, 「ブラジルでのROサービス開始は,韓国ゲームの南米進出の第一歩。すでにブラジルとインドには2万人あまりのプレイヤーが米国のサーバーを利用してROをプレイしている。それを踏まえると,サービスの成功はかなり期待できるだろう」 としており,今回の南米進出に自信を見せている。 さてROは,今回の契約で2003年下半期に進出したヨーロッパ5か国(ドイツ,オーストリア,トルコ,スイス,イタリア)など,計17か国で遊ばれるゲームとなった。日本国内でのRO人気も衰えを知らないことだし,これからさらにサービスを開始する国は増加していくだろう。 →「ラグナロクオンライン」の当サイト内の特設ページは,「こちら」 |