「太閤立志伝V」3月24日付け最新アップデートプログラム公開 | - 2004/03/24 15:28 |
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太閤立志伝Vは,木下籐吉郎(のちの豊臣秀吉)など戦国時代に生きた人物を操作して,その生涯を追体験する歴史ゲーム(詳細はレビュー記事の「こちら」)。先日もアップデートがあったばかりだが(記事は「こちら」),また大幅に改善/修正が行われている。 主な改善/修正内容は,以下の通り。 ・配下に主命を与えるときに,「一括伝達」ができるように改善 ・「貴重品入手」の主命を部下に与えたときに,成功しても主人公の所有物にならない不具合を修正 ・「太平の章」でシナリオ開始直後に弱小大名がすぐに滅亡してしまう現象を調整 ・CPU大名家の攻撃確率を調整 これ以外の改善/修正点については,「こちら」で確認しよう。 主命を与えるときに「一括伝達」できるという改善内容があるが,正直,これまでできなかったことが不思議なくらい。また個人的には,ほとんどの操作がマウスでしか行えないことにも不満がある。なぜ多くの操作にショートカットキーを用意してくれないのだろうか。 本シリーズはこれまでゲームのウリというべき箇所に関しては着実に強化されてきたが,こういった基本的なインタフェースについては,まだまだ改善の余地があるといえるだろう。 とまぁ苦言を呈したが,発売日からそれほど経たない段階で,立て続けにアップデートプログラムを用意してきたコーエーの姿勢は評価したい(逆にいえば,製品版には不具合/問題点が多すぎたわけだが)。 発売日を厳守するのも重要だが,ソフト購入者にとっては,クオリティコントロールのほうが重要だ。コーエーには,プレイヤー達の信頼を失わないよう,今後も誠意のある対応を期待する。(Iwahama) →「太閤立志伝V」の記事一覧は,「こちら」 |