MMORPG「ストラガーデン」の新情報第二弾「4国家の特徴」 - 2004/03/30 19:28

 サミーのMMORPG「ストラガーデン」のキャラクターメイキングの詳細は,前回「こちら」でお伝えした。今回は,本作の舞台プラネタリアでしのぎを削る4国家についての情報だ。

 本作での"国家"は,単に生まれ故郷だけを表したり,逆に国家同士で戦うための所属を表したりということはない。キャラクター作成時には国家を決めなくてはならないが,それは本作の重要な要素の一つである"資源確保"のためなのである。本作には,素材を入手して加工するという合成スキルが用意されていて,それを行うためには素材の流通が必要となる。例えば同系統の作品であるクロスゲートでは,素材はフィールド上のあるエリアでのみ採取できたが,それはそのポイントにさえたどり着ければよい(スキルは必要)というものだった。本作ではそれを進化させ,"資源拠点"という国家に属するエリアでのみ素材の入手ができるようになっているのだ。
 この自分の所属する国家が支配している資源拠点には無料で入場でき,他国に属するキャラクターは,一定額の入場料を支払わなければならないという仕組み。つまり,あまり資源拠点に興味を持たないでいると,同じ国に属する生産キャラクターが苦労してしまうということだ。本作では生産だけに特化したキャラクターは用意されていないので,実際のプレイスタイルとしては,多数の生産を重点的に行うキャラクター+少数の戦闘重視キャラクターで資源拠点の支配権を巡っていくというものとなりそうだ。
 プラネタリア大陸には,北西部の「ウィズニアム連邦」,南西部の「ロラン共和国」,北東部の「ゴードゥ皇国」,南東部の「ミクレンシア帝国」の4国家がある。それぞれの特徴を紹介していこう。

■ウィズニアム連邦

 200年前にゴードゥ皇国の災厄から逃れきたルカン平野の民と,ルデンヌの森の四亞人族により建国。最高権力者は,元老院老師のシュラターク。連邦とは名ばかりで,現在はなぜか人間しか住んでいない。首都ルピターナは,古の魔法国家と思われる遺跡をほぼそのまま利用し,自然と調和した独特の雰囲気が特徴。



■ロラン共和国

 50年ほど前,高い理想の下にミクレンシア帝国からの独立戦争により建国された新興国家。最高権力者は,評議会議長のアジュード・フィルコンシス。現在は,建国当初の理想が崩れて汚職が蔓延している。肥沃な穀倉地帯と海上貿易によってもたらされた利益で,国民の生活レベルは十分に潤っている。石造りで区画整理された町並みが特徴。





■ゴードゥ皇国

 プラネタリアで最も長い歴史を持つ国家で,ミクレンシア帝国と長く戦争状態にある。最高権力者のシミラブキクは猛将としても知られ,その軍国主義で常に戦争への備えとして強大な軍隊が編成されている。国土のほとんどは極寒の地で収穫が期待できないために,他国からの搾取を収入としている。灰色の要塞のような街並みと,防衛用の入り組んだ構造が特徴。





■ミクレンシア帝国

 かつては大陸一の威勢を誇っていた立憲君主国家。最高権力者の皇帝アスレイによって,一度は凋落した経済力・軍事力が見事なまでに復興している。亞人国家ヤトゥムークへの遠征が噂されていることが,国家にとって唯一の不安材料となっている。青を基調とした美しい町並みが特徴。





 本作はまもなくクローズドβテストが開始される予定で,そのテスター募集が公式サイトの「こちら」で2004年3月31日まで行われている。レベルアップ重視の戦闘系MMORPGが多いなか,のんびりと友人たちとチャットしながら遊べる本作は,ひたすらにレベル上げに励む既存のMMORPGとは一味違ったプレイスタイルになるようだ。気になる人はぜひテスターに応募してみよう。(Seal)

「ストラガーデン」の当サイトの情報一覧は,「こちら」

(c)2004 FromNetworks,Inc (c)2004 DWANGO Co., Ltd / Published and Distributed in Japan by Sammy


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