人気SF小説をゲーム化した「戦闘妖精雪風」PC版も発売決定 | - 2004/04/19 21:19 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
本作について説明する前に,原作となった神林長平氏のSF小説「戦闘妖精雪風」を紹介しておこう。原作は第16回SF大会で「星雲賞」(日本長編部門)を受賞した人気小説で,続編も合わせて30万部以上もの売り上げを記録している。また,同タイトルのオリジナルビデオアニメもバンダイビジュアルより発売中で,これまた人気が高い。 その原作が持つ世界観やストーリーをベースに作られたのが本作だ。プレイヤーはコンバットフライトシミュレータの要領で,戦術戦闘偵察機スーパーシルフ「雪風」を操縦し,与えられた数々のミッションをクリアしていく。ちなみに元々はXbox用に発売されたゲームであり,本作はその移植作といった位置付けになる。元々がXboxの作品であるため,操作もある程度単純化されており,気軽に遊べる作品だ。また,EASYとHARDの二つの難易度が用意されいるので,フライトもの初心者でも安心して楽しめる。 リプレイ機能を搭載しており,プレイ後に自分が気に入った戦闘シーンを,8種類の視点で繰り返し見ることが可能だ。ちなみに各種ジョイスティックにも対応している。 ゲームモードは「MISSIONモード」「EXTRAモード」「VSモード」の三つが用意されている。 「MISSIONモード」では,原作のストーリーに沿ってミッションを順次クリアしていくことになる。このモードでは空中戦,敵地上基地攻撃,偵察などさまざまなステージが用意されている。なお,ミッション間の状況説明など各種イベント時にはOVAのムービーを見ることができ,PCオリジナルミッションでは,オリジナルのムービーも用意されているとのことだ。 「EXTRAモード」は,アーケードゲーム感覚で次々と現れる敵を倒していくモード。 最後の「VSモード」は,画面を上下二分割し,ほかのプレイヤーかCPUと1対1のドッグファイトを楽しめるモード。残念ながらネットワークには対応していないようなので,友人を自宅に呼んで遊ぼう。 原作からのファンならば間違いなく"買い"として,気軽にフライトシューティングを遊んでみたい人も購入を検討してみよう。(Seirou) 戦闘妖精雪風〜妖精が舞う空〜 ■価格:1万290円(税込) ■発売日:2004年5月28日 ■動作環境:Windows 98/Me/2000/XP(日本語版),Pentium III/600MHz以上(PentiumIII/1GHz以上推奨),メモリ 128MB以上(196MB以上推奨),DirectX 9.0以降 (C)2002 神林長平・早川書房/バンダイビジュアル・ビクターエンタテインメント・GONZO (C)2004 AQUASYSTEM.CO.,LTD |