シリーズ最新作「ぷよぷよフィーバー Mac版」発売決定 - 2004/04/24 00:10

 セガは,大人気落ちものパズルゲーム「ぷよぷよフィーバー Mac版」を,2004年6月24日に発売すると発表した。発表が本日4月24日,発売が6月24日。どこまでも「ぷよ(24)の日」だ。家庭用ゲーム機「セガサターン」のコントロールパッドおよびパッド同梱版パッケージも,同時に発売される。
 また,iモード対応コンテンツ"SEGA MODE"内のポータルサイト「ソニック カフェ」より,iアプリとして2004年5月24日より配信されることも発表されている。興味のあるiモードユーザーは,iモードメニュー→メニューリスト→ゲーム→ゲーム1→ミニゲーム→ソニックカフェより直接アクセスしてみよう。

 さて"ぷよぷよ"シリーズは,誰もが知っている(?)パズルゲーム。所定の空間に上から落ちてくる"ぷよ"をうまく操作して,最終的には相手の空間の一定列を天辺までぷよで埋め尽くせば勝利になる。ただ,その過程ではぷよを用いた連鎖のタイミングの駆け引きなどがありな概要だが,新作が出るごとに新要素などが付け加えられていることもあり,初代から比べると,最近の作品は遊び方も多少変わってきている。

 「ぷよぷよフィーバー」は,ほかのプラットホームではすでに発売されており,アーケード版,家庭用ゲーム機に続く形でMac版が登場するというわけだ。ちなみに本日(4月24日)は同作のXbox版の発売日でもある。
 同作のテレビコマーシャルには,歌手の松浦亜弥さんが起用されていたりと,なかなか露出度も高かっただけに,PCゲーマーの人でも同作を知っている人は多いのではないだろうか。今回はMac版だが,7月24日/8月24日あたりにはWindows版が登場することをぜひ期待したい。

 さてそんな最新作「ぷよぷよフィーバー」だが,前作のキャラクターはほとんど省かれており,変わりに新キャラクター達が多数登場している。また従来のぷよぷよでは2個組のぷよのみが登場していたが,本作では3個組および4個組のぷよが登場するようになっている。プレイヤーの頭をよりひねらせてくれるのではないだろうか。
 しかし最も特筆すべきは,"フィーバーモード"と呼ばれるシステム。連鎖を組んで"お邪魔ぷよ"などを相殺していくと"フィーバーゲージ"が増加していき,ゲージが満タンになるとフィーバーモードに突入,一定時間連鎖のタネが落ちてくるというものだ。タネと呼ばれるだけあって簡単に大連鎖の元を判断できるので,同シリーズが苦手だという人でも楽しめるのではないだろうか。
 ゲームモードに関しては,敵のレベルが分別されている「ひとりでぷよぷよ」,さまざまなルール(遊び方)が設定できる「ふたりでぷよぷよ」,そして時間制限もなくただひたすらぷよを消していく「とことんぷよぷよ」モードの3種類が用意されている。どのモードも,設定次第で多様な遊び方ができるようになっている。

 "フィーバーモード"の搭載によって戦い方もガラリと変わるであろう本作だが,初心者は比較的"派手"に"格上相手"に戦えるようになるだろうし,より幅広い世代の人が遊べる作品になったといえるだろう。上級者は新要素の3個組,4個組のぷよをどう料理するか,わくわくするんじゃないだろうか。

 ところで,ぷよに押されがちではあるが,サターンパッドも地味に重要な製品。セガだけあって,オリジナルの"完全再現"となっている。実はL・Rボタンのスイッチだけは違うらしく(すでにパーツがないらしいのだ),パーフェクトに同じ"感触"が出せないといって開発陣が悩んでいたというのは裏の話。あの名作パッドがUSBで素直に使えるなんて,ファンには嬉しい限りだ。
Windowsでも問題なく使えるのだが,少なくとも現状では「単体発売」は予定されていない。どうしても欲しいファンは,Macを持っている友達と折半で同梱版の"ぷよ"を買うしか!(halen)

Original Game(C)SEGA
(C)SONICTEAM/SEGA,2004



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