ターン制ストラテジー「シークエンス・パラディウム3〜泡沫の天地〜」発売決定! | - 2004/04/26 18:33 |
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1998年にリリースされた初代の「シークエンス・パラディウム」は,時代における地上の覇者が好まざる方向へ進まんとするときに現れる「神聖鉄槌軍」と人類の戦いを描いたタイトルであった。ゲームはファンタジー世界を舞台にしたターン制のストラテジーであり,プレイヤーは騎士団を率いて数々のマップを攻略していくことになる。大きな特徴は,敵と戦うウィザードという巨像(ユニット)を動かすには,騎士とパラスイートと呼ばれる人工生命がコンビを組んで操縦しなければならない点。より高い戦果を上げるには二人の組み合わせが重要で,騎士とパラスイートの組み合わせに大いに悩んだプレイヤーも多いことだろう。パラスイートとの会話のときに選択するセリフによって,パートナーの能力上昇が変化がするという育成要素などもあり,多くのファンが攻略に燃えたタイトルであった。 そして1999年12月には,続編の「シークエンス・パラディウム2〜闇の笑声〜」が登場。新シナリオ,40面以上のマップ,ゲームのバランス調整を行い,より手応えのあるシミュレーションに仕上がっていた。これ以外にも,「シークエンス・パラディウム マニアキット」や小説,トレカやサウンドトラックなども発売され,同シリーズは工画堂スタジオの看板タイトルとしての地位を確立していったのである。なお,「1」「2」は公式サイトで通販も行われているので,興味がある人は「3」の前にプレイしておいてもいいだろう(ただしどちらもWindows XP非対応)。購入は「こちら」からどうぞ。 資料によると今回もターン制のストラテジーであり,これまで同様に騎士とパラスイートのペアが騎体(今回はウィザードではなく騎体と呼称される)を駆って,神聖鉄槌軍と戦うことになる。舞台は世界の東に位置するワノマシアという国で,プレイヤーはアルテフィウス=ハイヤーンとなって騎士団を動かすことになる。どんな仲間やパラスイートが登場するのか楽しみなところだ。 個人的に気になったのが,ウィザードではなく騎体と名称変更になったところ。何か理由があるのだろうか? また人気声優も多数起用されるようなので,下記に声優名も挙げておこう。 ■「パラスイート」 レミリナ=マトロアナ=イシュターナ/水樹奈々 クリーナ=トゥリグ /友永朱音 ヴェルペイア=フィーフィア/柳瀬なつみ メイヴィア=シェアハド/カンザキカナリ ブリガンティス=シアデイヒ/松久保維穂 フィラーラ=ケイル/沢城みゆき ■「騎士」 アルテフィウス=ログ=ハイヤーン /櫻井孝広 シグニアス=イブン /古賀寛之 バルザック=ボーシュ/岡崎雅紘 ディー=フォノン /杉田智和 ケーナ=ラーゼス /平田宏美 イーディア=トリストス /沢城みゆき ところで,販促で使用されるチラシの文字をチラッと見たところ,「神と人類とすべての歴史の始まりと終わりの物語。工画堂スタジオ珠玉のファンタジーシミュレーションシリーズ第三弾,堂々の完結篇!?」の文字があった。本当に最終作になってしまうのだろうか? このあたりは近々直接聞いてみることにしたいと思う。(Murayama) 「シークエンス・パラディウム3 〜泡沫の天地〜」(うたかたのあめつち) 発売日:2004年6月3日発売予定 価格:オープン価格 動作環境:Windows 98SE/Me/2000/XP,PentiumIII/800MHz以上,メモリ 128MB以上,空きHDD容量 1.3GB以上,RADEON9000またはGeForce2と同等以上のビデオカード,DirectX 9以降,800×600ドット・ハイカラー以上 (C)2004 KOGADO STUDIO,INC. Illustration by Takuhito Kusanagi |