「ミュー」キャラバン in 東京レポート:親子連れなど幅広いファンが参加 | - 2004/04/26 20:23 |
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イベントの内容は以前に「こちら」のNewsでも触れたが,もう一度簡単に紹介しよう。 デビルスクエアキャラバンとは,参加者全員が会場からミューにログインして,自分のキャラクターのレベルに合わせた"デビルスクエア"で戦い,スクエアごとの順位によって賞品が当たるというイベント。 賞品をもらえるのは,各スクエアごとのランキング1位,2位,中間の順位,そしてブービー賞の4人。スクエアは四つに分かれていて,またこのイベントは25日だけで計4回行われたので,(4×4×4=)計64人に何かしらのプレゼントが贈られたという,実に太っ腹なイベントだったわけだ(外れなしの"くじ引き"も計算に入れれば,掛け値なしに参加者全員に賞品が当たったことになる)。 ここでは,各回のランキング1位を紹介しよう。 スクエア1 べるりらさん,スプリームさん,ゴエモン3さん,ゴエモン3さん スクエア2 バラッドさん,amnesiacさん,amnesiacさん,pokari20さん スクエア3 8410さん,刑事プリOさん,sherylさん,ともちさん スクエア4 アストラルさん,アストラルさん,fumichinさん,fumichinさん ※各スクエアごとに,左から第1回,第2回,第3回,第4回の1位のキャラクターネーム ※黄色い文字で掲載したのは,ベストハイランダー賞(計4回を通じて,各スクエアごとの最高ポイント獲得者)の受賞者 ところでこのイベントは,筆者にとって二つの点で実に興味深かった。一つは,PCゲームに特化したインターネットカフェではなく,一般的なインターネットカフェ(いわゆる"マンガ喫茶")で開催されたこと。もう一つは,結局はゲームにログインしてオンラインで戦うイベントであるにも関わらず,その場に来た人のみが,賞品が当たる対象になるという点だ。 つまり,店内にいた別の客に対してはミューの良い宣伝になっただろうし,逆にミュープレイヤーに対しては,インターネットカフェの宣伝になったはずだ。またこのイベントが成功すれば(多くの客が会場を訪れれば),MMORPGが一般のインターネットカフェのウリになり得るという証明にもなる。 結果はどうだったかというと,まずまずの成功だったといっていいだろう。一つ告白しておくと,筆者はこのイベントの開催日を間違えて,前日の4月24日にも会場であるゲラゲラ新宿本店を訪れていたのだが,客数の違いは一目瞭然で,ミューのもつ集客力を感じさせてくれた。 客層は,ほかのゲームイベントに比べて幅が広く,親子連れも少なくなかったし,女性の割合も高く感じた。これはミューのファン層の幅広さを表しているのはもちろんとして,普通のマンガ喫茶である会場の影響も多分にあるのかもしれない。 またプレイヤー達にとっても,このイベントは実に魅力的なものになったように見える。プレゼントをもらえるのはもちろん,普段はオンライン上でしか会わないギルドメンバーと隣同士に座ったり,あるいはその場にいる人に声をかけてパーティメンバーを募ったりと,インターネットカフェならではの遊び方を満喫していた模様。 代表(東京近郊に住む人)が一人参加して,ほかのメンバーはオンラインでその代表をサポートするという体制で挑んできたグループも少なくなかったようだ。 もう一つ付け加えておくならば,ゲラゲラ新宿本店のスタッフ達もこのイベントを楽しんでいたことが印象的だった。なんでもスタッフ達は最初"仕事として"本作をプレイし始めたらしいのだが,店長を始めみんなすっかりハマっていて,誰もが「いつ仕事しているんだろう?」というペースでレベルが上がっているのだとか。 下にスタッフ達が並んでプレイしている写真を掲載したが,もちろんこれは"ヤラセ"ではなく,みんな本気でプレイ中のひとこま。女性スタッフの中には,別のスタッフに「私達も参加してもいいの?」と質問して,「いいよ」という返事をもらったとたんに「やったー! やったー!」とはしゃぎ回っている人もいたほどである。 このことから分かるのは,「MMORPGはまだまだ知られていない」ということと,「知らせれば,みんなハマる」ということ。日本国民全員に「仕事としてMMORPGを遊ばせる」ことができないのが残念だが,今回のイベントのように,一般的なインターネットカフェなどで普通にMMORPGが遊ばれるようになれば,徐々に変わってくるかもしれない。(Iwahama) →「ミュー 〜奇蹟の大地〜」の記事一覧は,「こちら」 (C)2001-2004 Webzen All Rights Reserved. Licensed to (C)2004 GameOn Co.,Ltd. |