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さて，そんなブースに展示されていたゲーム中，個人的にまず気になったのがこの「Star Wars Battlefront」だ。プレイヤーは，一人の兵士としてSWに登場した数々の星で行われる戦闘に参加，最終的に全星系の制圧を目指す，というアクションシューターである。
シングルプレイとマルチプレイのどちらでも遊べるが，軸足はやはりマルチプレイにおかれている印象。いってみれば，SWの武器と世界観の中で戦うオンラインサバイバルゲームだ。1マップにおける最大参加プレイヤー数は32人。マップは16用意されていて，ブースの担当者はホス，エンドア，カミーノ，ナブーなどとスラスラ語ってくれたが，最後のほうは，おっと，これ以上は言えませんとのこと。どうやら最新映画に登場する，いまのところ言えない場所やいまのところ言えない敵に関係しているらしい。気になるところである。
ゲームには四つの勢力が登場し，おのおのが6種類の兵科に分かれるので，全部で24種類のキャラクターの中から自分のなりたいものになれる。ブースの画面では，帝国軍の狙撃兵がスピーダーバイクにまたがって，エンドア星の深い森の中を駆けめぐるという非常に魅力的なシーンが展開されていた。
ゲームスタイルは三人称タイプだが，ビークルに乗ると一人称タイプにチェンジする。で，そのビークルだが，X-WingやAT-ATなど，30種類以上が用意されている。おそらく本作はAT-STに乗って反乱軍にビームを撃ちまくりつつ，イウォーク族のトラップに引っかかって爆発炎上できる史上初のゲームだろう。ちょっとたまらない。
すべてのビークルが一度は映画に登場しているから，乗る前から性能やスピードなどのイメージがつかみやすいし，それはまた武器や敵ユニットにもいえることだ。ブラスターライフルやロケットランチャーなどや70種類以上の武器類が登場し，またシールドを張ることのできる手強い戦闘ドロイドなども平気で出てくる。
映画のファンであれば，もう間違いなく必プレイだろうし，反対に，本作から奥深きSW道に迷い込む人も出てくるかもしれない。いずれにしろ，今年9月に予定されている発売が非常に楽しみだ。（松本隆一）
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