[E3 2004#133]ロシアのパブリッシャBukaのブースレポート#1 | - 2004/05/18 14:49 |
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同社広報のJulia Gribonosovaさん(写真右)によると,2004年後半から2005年にかけて,数多くのタイトルがリリースされる予定だ。まず前半は3タイトルを紹介する。なお昨年のE3での同社タイトルの一覧は,「こちら」と「こちら」でご確認を(松本隆一)。 太平洋戦争をテーマにしたRTS。詳細な3Dで描かれた戦闘機,軍艦,航空母艦,潜水艦などが入り乱れて激しい戦闘を繰り広げる。 特徴的なのは,各種兵器に乗り込こめること。開発中ということで,残念ながら動いている画面を見ることができず,一人称視点と戦略画面との整合性がどのようにとれているかは確認できなかったものの,Buka側はそのシステムにかなり自信があるようだったので,今後の情報を待ちたい。 自由度の高い大戦ものゲームを目指しているとのこと。LANによるマルチプレイも当然ながら可能だ。 →記事一覧は,「こちら」 ■The Stalin Subway(2005年冬発売予定) このゲームは,プレイヤーがKGB士官グレブ・ソホロフとなり,クレムリン内部で密かに進行するスターリン暗殺計画を阻止しなければならない,という内容のFPS。モスクワ市街やクレムリンの光景,地下鉄駅の様子など,ロシアのパブリッシャならではのディテールで描き込まれ,思わず心の琴線に触れてしまいそうなゲーマーもいることだろう。 登場する武器類もPTRS-41対戦車ライフル,RKGー3グレネード,そして火炎瓶や火炎放射器など,マニア心をくすぐらずにはいられないはず。KGB士官になり,モスクワ市内を疾走しよう。 →記事一覧は,「こちら」 ■Moscow Rash(2005年春発売予定) モスクワの街は三重の環状道路に囲まれているが,本作は,その最も内側の環状道路の内部を舞台にした,公道レースもの。車のことしか考えたことのない主人公が,自分の車の性能を上げるための資金を,公道レースをメインとしたミッションで稼ぎ出そうとするのだ。 ストーリー展開によっては,レーサーじゃなくて,ギャングのボスになってしまったりもするとのこと。もちろん,市街地のリアルさは地元ならでは。ジル,グム,チャイカといった,ロシア製のマニアックな車種も登場するので,ひと味変わったレースゲームをエンジョイできる。 →記事一覧は,「こちら」 |