これぞまさに「ダビスタオンライン」!? 競馬伝説Live!(仮称)がついに登場 - 2004/07/09 23:14


競馬場も完全3D化。競馬ファンなら,この競馬場がどこかは瞬間で分かるのでは?
 ジークレスト(旧システムプロ)のオンライン競馬シミュレーション「競馬伝説III」が登場してから,早3年。オンラインで毎日毎日レースが開催され,プレイヤー全員が馬主となって「第二の競馬界」をオンライン上に作り上げていくそのゲームは,まさに"ダビスタオンライン"。その超有名ゲームに勝るとも劣らない奥の深さで,いまでもコアファンが集うコミュニティが絶えない,隠れた秀作だ。しかしその"余りの奥の深さ"から,初心者がやや取っ付きづらいものになってしまっていたのは,やや否定できない(当時の当サイトの連載記事は「こちら」から)。
 さすがに3年という時間の経過は画面デザインにも表れてしまっているし(グラフィックが魅力となるゲームでないのは分かっているのだが),元の素材がなかなか良く出来ていただけに,もう一歩手を加えられればなぁ,と思っていたのは筆者だけではないだろう。しかし今回,ついにその最新作「競馬伝説Live」(仮称)の画面を入手できたので,ここに掲載しよう。

 ……とはいうものの,まだまだ開発途中のものであるうえに文字情報はほとんどなく,あまり多くをお伝えすることはできない。6ページに渡るβ版資料をもらってはいるのだが,流動的な部分も多いので,全部をここで出すのは控えさせていただきたい。

 そんな少ない情報の中から把握できることは,あの奥深いシステムは基本的に変わらないということ。それに加えて大きな変化としては,

・グラフィックのリファイン(レース中継はすべてフル3Dで,競馬場はもちろん実寸データを完全再現)
・上記に伴い,インタフェース周りなどもすべてリファイン
・フリーレースエディット機能(ユーザーが勝手にレースを行える)
・血統の概念を本格導入
・カードコレクト要素(っぽいもの)を追加

などが挙げられる。ちなみに競馬場データに関しては,見かけ,直線距離などはもちろんのこと,坂の高低差に至るまでが完成再現されているのが凄いところ。また純然たる競走馬育成ファンには,"血統の本格導入"というのが嬉しい部分ではないだろうか。ほかにもいろいろと細かいところでリファインされているのだが,それは追々,ということで。
 β版資料を見ただけだが,全体的には,「オンライン競馬シム」としての完成度と,現在の風潮にマッチしたゲームシステムが,ほどよく調和しているように感じられる。

 今後継続的に情報を掲載していくことになると思うが,まずは第一報まで。前作のファンも,競馬シミュレーションファンも,楽しみに待っていてほしい。2004年秋に始まるという噂のβテストまで,もう少しだ。(Kazuhisa)

※ここで掲載している画面は,すべて開発中のものです。

インタフェース画面なども今風に洗練され,より遊びやすそうに楽しそうに見える,新生競馬伝説。今回は"競走馬育成"以外の楽しさも多く用意されているようで,ライトファンにも楽しめそうな雰囲気

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