システムソフト・アルファーは本日（7月12日），ファンタジーストラテジーゲーム「マスターオブモンスターズ4 〜光と闇の争覇〜」を2004年7月30日に発売すると発表した。

　「マスターオブモンスターズ」は，ヘックス制のマップとターンベースの進行を特徴とする，ファンタジーストラテジーゲームのシリーズだ。プレイヤーの立場は「マスター」と呼ばれる召喚師で，ドラゴンやさまざまなモンスターを召喚し，敵の召喚師やその配下と戦う戦略性の高いゲームとして知られている。
　2003年3月20日に発売された「マスターオブモンスターズIII」では，攻略方法や主人公のレベルなどで展開が変わる「マルチキャンペーンシステム」や，高低差のあるマップといった新要素が盛り込まれるなど，進化を重ねてきた。

　最新作となる「マスターオブモンスターズ4 〜光と闇の争覇〜」では，新しいゲームモードが導入される。従来どおりの「キャンペーンマップモード」に加えて「シングルマップモード」と「ネットワーク対戦モード」が設けられ，キャンペーンマップモードのプレイ中にマスターおよび配下のモンスターのセットを登録しておけば，シングルマップモードとネットワーク対戦モードには，より成長し，アイテムを装備した状態のモンスターを登場させることも可能だ。



　シングルマップモードとネットワーク対戦モードでは，あらかじめ用意されたマスター/モンスターの設定を用いるだけでなく，「マスターエディタ」と呼ばれる機能で，マスターのレベルに応じて与えられるポイントを自由に割り振り，必要な魔法やモンスターを選んでプレイを開始できる。また，前作から導入された高低差のあるマップを自作できる「マップエディタ」も収録され，シングルマップモードとネットワーク対戦モードをオリジナルのマップでプレイすることも可能だ。

　ネットワーク対戦モードは二人対戦専用となるが，1ターンあたりの制限時間を決めることができ，1〜60分の範囲で設定可能だ。独自のチャット機能も備えている。

　モンスターや魔法には，新たに火，風，水，光，森，闇，ドラゴンブレスという7種類の属性が導入され，組み合わせによって効果が変わる。また，"闇"に属するデーモンやスケルトンを筆頭に，40種類以上の新しいモンスターが登場，魔法には対象までの距離の概念が導入され，効力が変化する。これらの組み合わせによって，より高い戦略性を実現する。

　発売予定日まではあとわずか18日間。「こちら」の公式サイトに随時詳しい製品情報を追加していくとのことなので，続報に期待しつつ発売を待ちたい。（Guevarista）

マスターオブモンスターズ4 〜光と闇の争覇〜
■発売日：2004年7月30日
■価格：1万290円（税込）
■メーカー：システムソフト・アルファー
■動作環境：Windows 98/Me/2000/XP，PentiumII/400MHz以上（PentiumIII/1GHz以上推奨），メモリ 64MB以上（128MB以上推奨），メモリ16MB以上搭載したビデオカード（メモリ32MB以上推奨），DirectX 9.0以降

→前作「マスターオブモンスターズIII」の記事一覧は，「こちら」

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