Depth Fantasia キャラクター


 硬派なガリガリのRPGとは違い,名前/職業を決めて,服/靴/髪の色をそれぞれ16色の中から選ぶだけ。しかも職業は,「ファイター」「クレリック」「スペルユーザー」「シーフ」の4種類だけが用意されている。
 "Diabloのときみたいにみんな同じキャラになっちゃってつまんないんじゃないかなぁ"と思うかもしれないが,そこはそれ,安心してもよさそうだ。なにせ"全130種類"のスキルの中から,1キャラクターが最初に覚えられるスキルはわずか10種類。おまけに,4種の職業それぞれ専用の「特殊攻撃」があるので,人によってかなり違った感じのキャラクターになりそうだ。
 "ファイターがファイアボール"とか"クレリックの真空切り"とか"シーフのヒーリング"など,通常は許されないスキルの組み合わせができるのかどうかは現状ではまったく不明なのだが,意図的にそういうキャラクターを作っても面白そうだ。単なるファイターかと思ったらバリバリヒーリングを使いだしたり……。

 ちなみに職業も,最初に選べるのが上記4種類というだけで,レベルが上がるにつれて"クラスアップ"していく。下記表に示しているように,全20種類というわけだ。

 

系統 ルーキークラス
(レベル1〜30)
エキスパートクラス
(レベル31〜60)
マスタークラス
(レベル61〜)
戦士系 ファイター ウォーリアー グラディエイター
ナイト パラディン
魔法使い系 スペルユーザー マジシャン ウイザード
ウォーロック ソーサラー
僧侶系 クレリック プリースト ビショップ
モンク マスターモンク
盗賊系 シーフ マーチャント トレイダー
バンディット アサシン

 一定レベルになるとクラスがアップして転職が可能になるわけだ。同クラスの職業(戦士系,など)ならいつでも転職可能だが,使えば使うほど強くなるスキルのことを考えると,まぁある程度後送りにするのも手ではあるかも。
・直接攻撃系スキルを覚えていく戦士系
・攻撃魔法系スキルを覚えていく魔法使い系
・回復系の魔法/攻撃系魔法などのスキルを覚えていく僧侶系

というのは比較的分かりやすい雰囲気。残る一つの盗賊系は,このDFにおいてはなかなか優遇(?)されていて,全体的にバランスがとれている。持てるアイテム量が倍になり,アイテムを安く買ったり高く売ったりすることもできる
  などとなっている。パーティに一人いるといい感じ?

 "パラディンだとやっぱ例外的に回復魔法覚えるのかなぁ"とか"ウィザードとソーサラーの違いってなんだろ?"とか"ビショップは鑑定できないとね"とか"アサシンにはクリティカルヒット欲しいよなぁ"とか,シンプルながらも期待の広がる上記職業表。発売まで楽しみに待っていることにしよう。