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GeForce GTX 400
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  • 発表日:2010/03/26
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Thermaltakeは“4-way SLI”サポートの「GF100」対応PCケースを準備中
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印刷2010/01/13 10:30

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Thermaltakeは“4-way SLI”サポートの「GF100」対応PCケースを準備中

 Thermaltake Technology(以下,Thermaltake)は,北米時間2010年1月7〜10日に開催された2010 International CESの期間中,メイン会場の一つでもあるホテル「The Venetian」にプライベート・スイートを開設。最新製品を展示した。
 そのなかに,NVIDIAブースにも展示のあった製品で,Fermiベースの次期GeForce「GF100」(開発コードネーム)対応PCケースとして初めて認証を受けたものであるという「Element V NVIDIA Edition」が含まれていたので,その概要をお伝えしたい。

Element V NVIDIA Edition。本体サイズは220(W)×537(D)×532(H)mmとなっている。本体天面に200mm角の排気ファンを2基搭載可能(※標準搭載は1基)なのも特徴だ
画像集#002のサムネイル/Thermaltakeは“4-way SLI”サポートの「GF100」対応PCケースを準備中

 Element V NVIDIA Editionは,PCケース前面から拡張スロット部へと外気を直接導入できるよう,エアダクトを設けることで,グラフィックスカードの冷却性が高められている。また,側面のサイドパネルにも,グラフィックスカードの(GPUクーラーに搭載された)ファン周りへ外気を導入するエアダクトを搭載可能になっているが,Thermaltakeの担当者は「通常,サイドパネル部のエアダクトは不要。これは“4-way SLI”で必要になる」と説明していた。

画像集#003のサムネイル/Thermaltakeは“4-way SLI”サポートの「GF100」対応PCケースを準備中
HDDベイに取り付けられるエアダクト。ファンを搭載したアクティブクーリング仕様だ。3-way SLIに対応する
画像集#004のサムネイル/Thermaltakeは“4-way SLI”サポートの「GF100」対応PCケースを準備中
で,こちらがサイドパネルに取り付けるエアダクトである。Thermaltakeによれば,4-way SLI用とのことだったが……

公開されていたスペックシート。Quad SLI対応とされている。ちなみに,e-Sports向けだそうだ
画像集#005のサムネイル/Thermaltakeは“4-way SLI”サポートの「GF100」対応PCケースを準備中
 NVIDIAは従来,3枚のグラフィックスカードによるNVIDIA SLI(以下,SLI)動作を「3-way SLI」,デュアルGPUソリューション×2によるSLI動作を「Quad SLI」と呼んできた。それを踏まえるに,4-wayなら,4枚差しの可能性が出てくるわけだが,現時点で,この“4-way SLI”というのが,「GF100ベースのデュアルGPUソリューションが用意されていて,それを2枚用いたQuad SLIを指している」のか,はたまた純然たる4枚差しをサポートするようになるのか,それ以上の詳しい情報は得られていない。ただ,担当者が明示的に「4-way」という言葉を使っていたのは印象的だった。

 なお,Element V NVIDIA Editionは,投入時期こそ未定ながら,米国市場では170ドル前後で発売になる見通しだ。


高性能冷却ユニットの第2弾を展示

ゲーマー向けキーボード市場へも参入


第2世代Xpressarのデモ機
画像集#006のサムネイル/Thermaltakeは“4-way SLI”サポートの「GF100」対応PCケースを準備中
 また,Thermaltakeは,コンプレッサタイプの冷却ユニット「Xpressar」の第2世代製品や,同社初となるゲーマー向けキーボードも,2010 International CESのタイミングで披露した。

 第2世代Xpressarは,5インチベイ4基分を使って,CPUやGPUを強力に冷却するとのこと。デモではCPUヘッド部が−6.7℃にまで下げられ,CPU温度は5℃程度に保たれていた。Thermaltakeは,本製品を第3四半期までには市場投入する構えだ。

実際に動作している様子。CPU温度は5℃台とレポートされている
画像集#007のサムネイル/Thermaltakeは“4-way SLI”サポートの「GF100」対応PCケースを準備中 画像集#008のサムネイル/Thermaltakeは“4-way SLI”サポートの「GF100」対応PCケースを準備中

Challengerシリーズのゲーマー向けキーボード。キーボード左上に取り付けられたファンに注目してほしい
画像集#009のサムネイル/Thermaltakeは“4-way SLI”サポートの「GF100」対応PCケースを準備中
 ゲーマー向けキーボードは「Challenger」というシリーズ名が与えられているが,最大の特徴は,[W/A/S/D]キーを操作する左手が汗ばむのを防ぐべく,30mm角の小型ファンを取り付けられること。また,キーボードの全高を低く抑え,かつ,傾斜角もなるべく付けないフラットな形状にすることで,長時間のゲームプレイでも疲れにくくなっているという。

 Thermaltakeは,Challengerシリーズの通常版「Challenger」と,その上位モデル「Challenger Pro」の2製品を先行投入する予定。通常版のChallengerでは,プログラムマクロを登録できるキーが2個用意されるところ,Challenger Proではこれが18個になるほか,オフラインの大会へキーボードを持って運ぶときの利便性から,USBケーブルの着脱を行えるようになっているとのことだ。

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FPS(など)をプレイするときのホームポジションへ風を送る機能をサポート。どこまで実用性があるかは議論がありそうだが……
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USBインタフェースを採用するChallengerシリーズ。Challenger Proは,ケーブルの着脱も可能だ。USBハブ機能も搭載する

 同社はさらに,2010年後半には「Challenger Ultra」もラインナップへ追加予定。「Tt eSports」シリーズとして,ゲーマー向けデバイスの拡充を図っていく構えを見せている。

このほかThermaltakeのプライベートスイートでは,北米市場での予価が50ドル以下という安価なゲーマー向けPCケース「V5 Black Edition」(上段,下段左)と,USB 3.0に対応したHDDドッキングステーション「BlacX EX」「BlacX Duet」(下段右)も公開された。V5 Black Editionは,持ち運びが容易になるよう,大型の取っ手が取り付けられている
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