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「GeForce 526.47 Driver」がPC版「リビッツ!」や「Victoria 3」などの新作タイトルに対応
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GeForce 526.47 Driverで対応する新作タイトルは,10月26日に発売された新作ストラテジー「Victoria 3」と,10月28日発売のアクションゲーム「リビッツ!ビッグ・アドベンチャー」のPC版,そして11月3日発売予定のレースゲーム「WRC Generations」の3タイトルだ。
これらのうち,PC版にリメイクしたリビッツ!ビッグ・アドベンチャーは,NVIDIA独自の超解像技術「DLSS 2」に対応しているそうだ。レイトレーシングベースのアンビエントオクルージョンなどリッチなグラフィックスを有効化し,さらに4Kまで解像度を引き上げても,DLSS 2を利用すればフレームレートを最大2.5倍に引き上げることができると,NVIDIAはアピールしている。
これら新作のほか,10月31日に配布予定の「F1 22」におけるアップデートで,超解像技術の新バージョン「DLSS 3」を実装するので,本ドライバで対応するそうだ。
GeForce 526.47 Driverにおけるもうひとつのポイントは,冒頭で触れたようにGeForce RTX 3060とGeForce RTX 3060 Tiの新モデルへの対応が挙げられる。
NVIDIAによると,GeForce RTX 3060 Tiにはグラフィックスメモリに2倍のメモリバス帯域幅を持つGDDR6Xメモリを採用したモデルが追加されるそうだ。
また,GeForce RTX 3060は,従来のグラフィックスメモリ容量12GB版に加えて,メモリ容量を8GBに減らした廉価版が追加されるという。
そのほかにもGeForce 526.47 Driverでは,GeForce RTX 30シリーズのユーザーから報告が上がっていた「Minecraft Java Edition」の動作が遅い問題など,いくつかの目立つ不具合が修正されたようだ。ドライバのアップデートが自己責任となる点は理解してもらったうえで,すぐにでも入手したい人は,以下に示したリンクかGeForce Experienceを利用してほしい。
→Windows 11・64bit版Windows 10用GeForce 526.47 Driver(812.32MB)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/194115/jp
→ノートPC向けのWindows 11・64bit版Windows 10用GeForce 526.47 Driver(812.32MB)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/194133/jp
同時にNVIDIAは,GeForce RTX 30シリーズ※搭載グラフィックスカードや搭載PCを購入すると,「Warhammer
※GeForce RTX 3050シリーズは除く
●GeForce 526.47 Driverの対応製品
- デスクトップPC向けGeForce RTX 4090
- デスクトップPC向けGeForce RTX 30シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce RTX 20シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 16シリーズ
- NVIDIA TITAN RTX
- NVIDIA TITAN V
- NVIDIA TITAN Xp
- NVIDIA TITAN Xシリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 10シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX TITAN X
- デスクトップPC向けGeForce GTX 900〜700シリーズ
- ノートPC向けGeForce RTX 30シリーズ
- ノートPC向けGeForce RTX 20シリーズ
- ノートPC向けGeForce GTX 16シリーズ
- ノートPC向けGeForce GTX 10シリーズ
- ノートPC向けGeForce 900M〜800Mシリーズ
- ノートPC向けGeForce MX 500シリーズ
- ノートPC向けGeForce MX 400シリーズ
- ノートPC向けGeForce MX 300シリーズ
- ノートPC向けGeForce MX 200〜110シリーズ
●GeForce 526.47 Driverが統合するソフト
- GeForce Experience:3.26.0.131
- HD Audio Driver:1.3.39.16
- PhysX System Software:9.21.0713
- Vulkan RT:記載なし
- NVIDIA RTX Desktop Manager:記載なし
- CUDA:11.8
- NVIDIA Control Panel(DCH):8.1.962.0
●GeForce 526.47 Driverにおけるゲームへの最適化
- 記載なし
●GeForce 526.47 Driverの新要素
- Victoria 3,リビッツ!ビッグ・アドベンチャー,WRC Generationsに対応
- F1 22のアップデートに対応
- GeForce Experienceの最適化に8タイトルを追加
- GeForce RTX 3060/3060Tiのバリエーションモデルに対応
●GeForce 526.47 Driverで解決した問題
- 「Cyberpunk 2077」でゲーム内マップの表示が崩れることのあった問題
- Dell製ノートPC「XPS 9560」(※XPS 15 9560?)において,デスクトップアプリを使用中にクラッシュして再起動することのあった問題
- GeForce RTX 30シリーズにおいてMinecraft Java Editionの描画性能が低いことのあった問題
- Samsung Electronics製ディスプレイ「Odyssey Ark」シリーズでリフレッシュレート165Hzが設定できないことのあった問題
- 2台以上のディスプレイを接続した環境で,GeForce Experienceの「ShadowPlay」および「GameStream」が誤ったディスプレイを選択してしまうことのあった問題
- 「NVIDIA Image Scaling」が有効の状態で,休止状態からの復帰後,またはファストブートでPCを起動後に「Microsoft Edge」で動画を再生すると,映像が緑色になることのあった問題
●GeForce 526.47 Driverにおける既知の不具合
- ディスプレイのネイティブではない解像度でゲームをプレイしているとき,ゲーム内でHDR設定を切り替えると,ゲームが不安定になることがある
- Windowsのディスプレイ設定にあるHDRを有効にした状態で,DirectX 12対応タイトルを「ShadowPlay」で録画すると,露出過多になることがある
- DSR/DLDSRを有効化していると,ディスプレイがスリープから復帰したときに画面が一時的にちらつくことのあった問題
- Maxon製3D制作ソフト「Cinema 4D + Redshift3D」においてvidmemory(※ビデオメモリ)の割り当てでVideo TDRエラーが発生もしくはドライバがクラッシュすることがある
- Red Digital Cinema Camera Company製ムービー現像ソフト「RedCine-X Pro」でエフェクトを使用するとアプリがクラッシュすることがある
- GeForce RTX 30シリーズを搭載した環境で,WindowsのDesktop Window Managerサービス(dwm.exe)からGPU使用率が高すぎるという報告を受けることがある。この問題はWindowsの設定でHardware Accelerated GPU Schedulingを無効化することで回避できる
- 「VTube Studio」がクラッシュしブラックスクリーンになることがある。この問題は,VTube StudioのData\Plugins\x86 64\GPUManagementPlugin.dllを削除することで一時的に回避できる
- 一部のPC構成において「Forza Horizon 5」において虹色のゴミ(アーティファクト)が表示されることがある
- 最新ドライバにアップデート後,3Dグラフィックスソフト「Daz Studio」でシミュレーションを実行しようとするとアプリがクラッシュすることがある
- 「Call of Duty: Modern Warfare II」プレイ中に,ランダムな光の点滅が見られることがある
- NVIDIAコントロールパネルで「Low Latency Mode」を「Ultra」に設定し,かつゲーム内でNVIDIA Reflexの設定を「有効+Boost」に設定すると,再起動するまでGPUクロックがアイドル状態に戻らなくなることがある
- 関連タイトル:
GeForce Driver
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